【NSBC補講I】 池田純のスポーツビジネス補講BACK NUMBER

明大学長特任補佐に就任して約1年。
楽観視できない大学スポーツの現状。 

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池田純

池田純Jun Ikeda

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photograph byKiichi Matsumoto

posted2018/02/05 11:20

明大学長特任補佐に就任して約1年。楽観視できない大学スポーツの現状。<Number Web> photograph by Kiichi Matsumoto

2017年4月3日に行われた就任会見。右は明治大学学長・土屋恵一郎氏。

大学スポーツ改革を、最初にどの学校が始めるのか……。

 今回のことは結局「外部」の人間ですから、参考程度に話を聞いてもらうに留まるでしょう。しかし、明大のスポーツを統括する新組織が、日本の大学スポーツを牽引するモデルになってもらいたい、と私は切に願っています。

 かつて長嶋茂雄がいた六大学野球や、'90年代の大学ラグビーが人気だったように、アメリカでは今もアメフトやバスケットが圧倒的な支持を受けているように、大学スポーツが持つ可能性は大きいと信じています。

 1校が突き抜けた改革を実現できれば、それをモデルに他校へ一気に展開していくはず。

 そのリーダーがどこの大学になるのかは、まだまだわかりません……。

 (構成:二瓶仁志/Number編集部)

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