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女子高生ランナーが2020年の新星。
全国女子駅伝で区間新、廣中璃梨佳。 

text by

金哲彦

金哲彦Tetsuhiko Kin

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photograph byEKIDEN News

posted2018/01/30 11:00

女子高生ランナーが2020年の新星。全国女子駅伝で区間新、廣中璃梨佳。<Number Web> photograph by EKIDEN News

日本女子の長距離界と世界の距離を埋めるために――廣中への注目は今後高まるに違いない。

2000年11月24日生まれの廣中が救世主となるか?

 廣中の競技人生はまだ始まったばかり。毎回レースでフィニッシュまで全速力で駆け抜ける姿には鬼気迫るものさえ感じる。選手として見据えているゴールはどこにあるのだろう?

 指導者とビジョンを共有、可能性を追求しながら、自ら決める目標に向かってモチベーションを高めていくに違いない。

 廣中が生まれたのは2000年11月24日。

 奇しくも、シドニーオリンピックで高橋尚子が金メダルをとった2000年9月24日のちょうど2カ月後だ。

 東京2020、その後の女子長距離界の救世主、あるいは大スターとなる期待は大きい。

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