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<ヤマハ発動機ジュビロのコンディショニング>
清宮克幸×明石渡海男 今シーズンも「ボディメンテ」と共に戦う。

posted2017/12/01 11:00

 
<ヤマハ発動機ジュビロのコンディショニング>清宮克幸×明石渡海男 今シーズンも「ボディメンテ」と共に戦う。<Number Web> photograph by Takuya Sugiyama

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二宮寿朗

二宮寿朗Toshio Ninomiya

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Takuya Sugiyama

日本屈指のラグビー強豪チームは、昨シーズンから「乳酸菌B240」入りの栄養食を使い始めた。今シーズンもコンディションを高く維持し続けて、チーム一丸で日本一を目指す――。

 ラグビーのトップリーグ'17- '18シーズンは終盤戦を迎えようとしている。

 今シーズンは2カンファレンスに分かれ、各上位2チームが日本選手権を兼ねた優勝決定トーナメントに進出する。「日本一」を合言葉にするのが、昨シーズン2位のヤマハ発動機ジュビロ。全員が一丸となってひたむきにファイトする“ヤマハスタイル”をシーズン通して持続できるのも、良いコンディションがあってこそだ。現在チームはホワイトカンファレンスで2位をキープしている(第9節終了時点)。

 開幕直前に、清宮克幸監督と明石渡海男ヘッドアスレティックトレーナーが、コンディションの秘訣を語ってくれている。

清宮 昨シーズン、同じメンバーでずっと戦ったというのは「戦えていた」から。シーズンに入ったからとか、1カ月前だからやるんじゃない。ずっと継続してタフでハードなトレーニングを積んでいないと、シーズン本番でもたなくなる。鍛える、食べる、休む。明石が中心になって選手を管理できるようになったのが、今のヤマハの実態じゃないかな。

明石 同じメンバーで13試合、14試合と戦っていくというのは、選手もしんどいと思います。僕たちコンディショニングスタッフとしては、選手のちょっとした変化も見逃さないように気をつけています。そのためにはコミュニケーションをしっかりと取っておくことも必要だと考えています。

ケガの度合いが分かると、答えを言い切る。

清宮 明石は'06年からずっとヤマハで僕よりも長い。ヤマハのことはすべて知り尽くしている(笑)。彼がいいのは、答えを持っていて「こうです」とはっきり言い切ってくれるところ。

明石 自分としては、清宮監督とコーチングスタッフが判断できる材料をお返ししているだけですけど(笑)。

清宮 選手が試合でダメージを負ってもケガの度合いが分かると、明石は大体、何日前に戻せば大丈夫ですと言ってくれる。

明石 まだコンディションが十分に整っていなくても、うまくコントロールしてあげると何とか間に合います。逆にこっちがブレーキを掛けないといけないケースもあるので、そのあたりはやっぱり選手たちの様子を見る、話すことが大事になってきます。

【次ページ】 選手個々の体調を数値化して共有。

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