Sports Graphic NumberBACK NUMBER

攻めるトランポリンで世界へ!
棟朝銀河を支えるものとは。

posted2017/10/05 11:00

 
攻めるトランポリンで世界へ!棟朝銀河を支えるものとは。<Number Web> photograph by Kenta Yoshizawa

text by

石塚隆

石塚隆Takashi Ishizuka

PROFILE

photograph by

Kenta Yoshizawa

より高く、より強く、そしてよりしなやかに。
トランポリンは約8メートルの空中で、自身の持つ身体能力とバランス感覚のみを使い、瞬時に技を極める競技。昨年のリオ五輪で4位だった棟朝銀河は、次の高みを目指して日々挑戦を続けている。

「金メダルだけを狙っていきます」

 棟朝銀河は力強くそう語った。

 リオデジャネイロ五輪では、初出場で4位に入賞した日本期待のトランポリン選手。2020年東京五輪へ向け、棟朝は頂点を目指すと宣言した。

 トランポリンにおける日本人男子の五輪での戦績は、2008年の北京から3大会連続で4位とメダルを獲得するには至っていない。奇しくも連続4位を引き継ぐ当事者となってしまった棟朝はリオ五輪後、「力を出し切ったわけではない。悔いが残る」と語り、悔しさを露わにした。ゆえに2020年に賭ける想いは、誰よりも強い。

ジップジャケット(C3-LSE05)9,900円。サイズ:M、L、XL。カラー:スレートグレー、ダークブルー、オリーブドラブ。ラップエアーロングパンツ(C3-LS202)8,400円。サイズ:M、L、XL。カラー:ヘザーブラック、ダークブルー、オックスフォードグレー。金額は税別。

 棟朝の名が知られるようになったのは、リオ五輪の前年にデンマークでの世界選手権で入賞し、五輪への切符を手にしてからだ。

 棟朝最大の魅力は、何といってもアグレッシヴな攻めの姿勢にある。

「トランポリンは『演技点』『難度点』『跳躍時間点・移動点』の合計で競うのですが、僕の強みは『難度点』で勝負できるところ」。

 リオ五輪決勝では出場選手中、2番目に難度の高い構成で勝負に打って出た。

「コーチからは五輪は失敗できないから難度を下げろと言われたのですが、自分の中では攻めなければ出場する意味はないと思い、意地で演技したんです」

 棟朝は積極的に攻め切ることで日本人最高の成績を収めた。

【次ページ】 演技点を高めるためのトレーニング方法って?

<< BACK 1 2 3 NEXT >>
1/3ページ
関連キーワード
棟朝銀河
リオ五輪
オリンピック
東京五輪

ページトップ