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<初マラソンで3時間30分をめざす>
イケメン人力車夫の“追い込む”メニュー。 

text by

小堀隆司

小堀隆司Takashi Kohori

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photograph byAsami Enomoto

posted2017/10/05 10:30

<初マラソンで3時間30分をめざす>イケメン人力車夫の“追い込む”メニュー。<Number Web> photograph by Asami Enomoto

時間をかけて走る練習とビルドアップ走の組み合わせ。

 ビルドアップ走とは、最初余裕のあるスピードで入り、徐々にスピードを上げていくトレーニングのこと。3段階くらいに分けて、最後をもっとも速いペースで走ると効果が高いと言われている。

 なぜビルドアップ走がマラソンに有効なのか。小谷さんの助言は続く。

「マラソンは奇跡が起きないとよく言われますけど、その通りなんですね。練習でできないことはやはり本番でもできません。じつは私も初めてのフルマラソンでは4時間以上かかっているんですけど、失敗した要因が序盤の飛ばしすぎでした。大会って盛り上がりますし、男性はつい張り切って行っちゃう(笑)。それが間違いなんです。理想は序盤抑え気味に入って、ハーフ地点くらいで目標のレースペースに合わせる。最後余裕があればさらに上げる。ビルドアップ走はその予習に最適なんですよ」

山本さんが着用するのはランナーの走りをサポートするアシックスの最新ウェア&シューズ/ランニングプリントTシャツ(S~XXL、4色)\4860、ランニングトランクス(S~XXL)\5292、シューズ「DynaFlyte®2」(24.5~30.0cm、3色)\14580。価格はすべて税込。

 マラソンといえば後半バテるというイメージを抱きやすいが、それは練習自体がそうなっているから。最初飛ばして、最後へばるという練習を繰り返していると、それが癖になるという。幸い、山本さんはまだ走り始めたばかり。悪い癖がつく前に聞けてよかった、と笑顔を見せた。

「ゆっくり時間をかけて走る練習と、ビルドアップ走を組み合わせる。一人でもできる練習と聞いて安心しました。たとえば時間が取れた日、年明けのフルマラソンに向けてもう少し追い込む練習ってありますか」

 小谷さんが真剣な表情で答える。

「うちのアシックスストアのランイベントでやっているメニューで、タイムディスタンスランというかなりきつい練習があります。具体的にいうと2時間走るイベントで、最初の30分はウォーミングアップを兼ねて平地を走ります。次の1時間で今度はアップダウンの激しい坂道を走る。そこでわざと足を使い切るんです。最後の30分はまた平地に戻って、そこからビルドアップ走でゴールまで。これは相当足に来ますよ」

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