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糸井重里がノーバン始球式!!
松本・前橋と続く、巨人戦ながれ旅。

posted2017/09/19 11:00

 
糸井重里がノーバン始球式!!松本・前橋と続く、巨人戦ながれ旅。<Number Web> photograph by Yasutaka Nakamizo

ちょっと……遠目で見えにくいですが、糸井さんがノーバンなんです!!

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中溝康隆

中溝康隆Yasutaka Nakamizo

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Yasutaka Nakamizo

 松本駅に降り立つと、懐かしの原辰徳や斎藤雅樹がいた。

「巨人軍26年ぶり松本へ」というポスターが駅構内に貼られていたのである。

 原辰徳と阿部慎之助、斎藤雅樹と菅野智之、篠塚利夫と坂本勇人……26年前の1991年と現代の新旧主力選手を組み合わせたビジュアルだ。過去と今を繋ぐ、こういうコンセプトは素晴らしいと思う。

 まだプロ野球が毎晩地上波テレビのゴールデンタイムで中継されていた頃、近所の球場に巨人軍がやってくると言ったら大事件だった。

 埼玉の田舎町で少年時代を過ごした自分も、'90年代初頭、超満員の公民館で堀内恒夫の講演会を聞いた記憶がある。あれから時が経ち球界再編を経て、例えば東北には楽天が、北海道には日本ハムが定着した。

 でも、まだプロ野球が遠い街だってある。本連載『ぶら野球』で実際に日本中を旅すると実感する。

 そういう土地では、いまだに巨人人気は根強い。なにせ、9月5日松本市野球場、6日群馬県立敷島公園野球場で開催される巨人vs.中日2連戦のチケットはそれぞれ発売直後には完売状態。5日は「松本市市制施行110周年記念」試合、6日は地元前橋市出身のコピーライター糸井重里氏が始球式をする。いわば両日とも街をあげての一大イベントだ。その祭りの中心にプロ野球がある。

衝撃!! 美味すぎる駅前立ち食い蕎麦。

 新宿駅から“スーパーあずさ”に揺られること2時間半。松本駅に降り立ち、原や斎藤のポスターに出迎えられ、小腹が空いたので駅前の立ち食い蕎麦屋『そば処 小木曽製粉所』に入った。

 セルフサービス方式で、大ざる赤、ざる青、冷かけ緑、かけ黄とそれぞれの蕎麦の種類の色チップを選び注文するシステムだ。立ち食い蕎麦屋もガールズバーも初めて入る店はいつだって緊張する。

 まずは基本のざるをチョイス、サイドメニューにアスパラ天ぷらと葉わさび漬けも付ける。テーブルの上には八幡屋礒五郎の七味だ。懐かしい。10年近く前、大学の同級生の結婚式で長野に来た時、引き出物にこの七味が入っていたな。あいつ元気にしてるかな……って美味っ! 

 このざる蕎麦、美味っ! 

 弾力、食感、香り、これぞ蕎麦だ! 

【次ページ】 松本の蕎麦の感動と、東京のコンビニ蕎麦での絶望と。

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