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日本がW杯を決めた日に90分出場。
内田篤人、とぼけた野心的な移籍。 

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了戒美子

了戒美子Yoshiko Ryokai

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posted2017/09/06 07:00

日本がW杯を決めた日に90分出場。内田篤人、とぼけた野心的な移籍。<Number Web> photograph by AFLO

シャルケで信頼関係を築いたケラーの存在も、内田篤人にとっては大きな支えになっている。完全復活の時は近い。

とぼけて見せても、先発の座を絶対に狙っている。

 8月31日、日本代表がオーストラリアを下しロシア行きの切符をつかんだその日のほぼ同時刻。内田はヘルタとの練習試合で90分間フル出場した。

 これまで、シャルケのプレシーズンや練習試合でフル出場したのは、下部リーグのチーム相手。原口元気を始めとするレギュラーを代表で欠いているとはいえ、ヘルタ相手の練習試合でのフル出場は復帰への大きな前進を意味する。

「焦らずにね、徐々にいければいいよ」

 そんな風に、とぼけて見せる時もある。だが内田は虎視眈々と、先発の座を奪い取る日を見据えているはずだ。

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内田篤人
ウニオン・ベルリン

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