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上野裕一会長が池田純に語った、
サンウルブズ結成までの“夢物語”。

posted2017/08/21 12:00

 
上野裕一会長が池田純に語った、サンウルブズ結成までの“夢物語”。<Number Web> photograph by Yuki Suenaga

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生島洋介(Number編集部)

生島洋介(Number編集部)Yosuke Ikushima

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Yuki Suenaga

「夢物語を誰かが語って、そんなこといったいぜんたいできるのかってところから動き出した」

 第9回Number Sports Business College(NSBC)」のゲストである上野裕一氏は、スーパーラグビーへの参入という“夢物語”を実現させた張本人。その立ち上げ前夜から一般社団法人ジャパンエスアールに携わり、現在は会長を務めている人物だ。

 例えば10年前、スポーツ界における夢物語といって、これほど大きな夢もなかっただろう。

 かつてスーパーラグビーは、日本にはまったく縁のない世界だった。だが田中史朗と堀江翔太がそれぞれニュージーランドのハイランダーズ、オーストラリアのレベルズに加入し、少しずつ目標としての現実味を帯びてくる。そして2015年、日本チーム「サンウルブズ」として参入を目指す体制が整ったのだった。

2019年W杯を考えるとスーパーリーグ入りが一番得策!

「スーパーラグビーは、基本的には南半球の強豪国で編成されたリーグです。世界最強のニュージーランド、彼らに対抗してきたオーストラリアと南アフリカという世界トップ3と言える国の地域代表が、プロクラブとして参加してきました。

 '16年にアルゼンチンと日本も加わり、'15年のワールドカップでは日本を除く4か国がベスト4を独占しています。もう圧倒的に強いリーグなんです。

 2019年にW杯をやる我々にとって、強化の施策として良いのはなにか考えたらここへ入るのが一番。夢のような話ですが、取り敢えずチャレンジしてみようと」

 実際に困難を極めた挑戦の内幕が語られると、参加者からはこんな質問が投げかけられた。

参加者「厳しい交渉の原因は、日本ラグビー界と列強国との力関係にあるのでしょうか?」

【次ページ】 「私が選ばれているのも、交渉に長けているから」

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