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世界最強は「ボクシング」か「総合格闘技」か。
メイウェザーvsマクレガーを見逃すな!

posted2017/08/23 11:00

 
世界最強は「ボクシング」か「総合格闘技」か。メイウェザーvsマクレガーを見逃すな!<Number Web> photograph by DAZN

 8月27日の世紀の一戦を目撃せよ――。

 ボクシング元5階級王者であり49戦無敗で引退したフロイド・メイウェザー・ジュニアと総合格闘技UFCで同時2階級制覇をしたコナー・マクレガーが、8月26日(現地時間)にラスベガスで対戦する。ともに各々の分野で史上初の偉業を成し遂げたスーパースターによる、まさにビッグマッチ。日本では8月27日午前10時からスポーツ・チャンネルの『DAZN(ダ・ゾーン)』で独占生中継される。

 ボクシング史上最高のパウンド・フォー・パウンドと称されたメイウェザーは、2015年9月のアンドレ・ベルト戦を最後に無敗のまま引退。もはや伝説の人物となっていたが、ことあるごとに「メイウェザーの持つ49戦無敗の称号を打ち破る!」と派手に挑発していたのが、UFCで一時代を築き上げたマクレガーである。

 マクレガーはアイルランド出身の29歳。ボクシングをベースに持つ総合格闘家であり、UFC屈指のハードパンチャーだ。そのファッショナブルなルックスで米誌『スポーツ・イラストレイテッド』の表紙を飾ったこともあり、意外性のある目の覚めるようなアグレッシヴなファイトスタイルと、観衆を魅了する挑発的なトラッシュトークで頂点へと昇りつめ総合格闘技界において絶大なる人気を誇っている。

 そもそもメイウェザーが引退していることはもちろん、ボクシングと総合格闘技という競技性の違いゆえ実現不可能と言われていた対戦だった。しかし今年になりメイウェザーサイドが試合を了承し、一気にこのドリームマッチは実現へと至る。全米はおろか世界中の格闘技ファンから熱視線を浴びるカードとなった。

 試合は12ラウンドのボクシングルールで行われるということで、言うまでもなくメイウェザーの圧倒的有利。世界最高の卓越したディフェンステクニックを武器にするメイウェザーに、マクレガーはボクシングでいかに対峙するのか。きわめて不利な戦いであることは間違いないが、マクレガーに勝機があるとすれば現在40歳で実戦から約2年間のブランクのあるメイウェザーの隙をつくことだろう。ここ一番における打撃の“当て勘”の良さはUFCで実証済みであり、マクレガーがアグレッシヴなハードパンチャーたる所以である。

【次ページ】 「いかさま師!」「4R以内にKOしてやる!」の罵倒。

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