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「絶対にプロ野球選手になる!」
DeNA熊原健人が“仙台”でかなえた夢。  

text by

福田剛

福田剛Tsuyoshi Fukuda

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photograph byHideki Sugiyama

posted2017/07/28 11:00

「絶対にプロ野球選手になる!」DeNA熊原健人が“仙台”でかなえた夢。 <Number Web> photograph by Hideki Sugiyama

150km超の速球を手に入れた「宝物のような時間」。

 そして、体の動きを専門的に学べる体育学部の授業も、レベルアップに役立った。

 毎日休まずトレーニングを続けたことで華奢だった体には筋肉がつき、球速もいつしか150kmを超えるようになっていた。そして3年時には仙台六大学野球リーグで4勝を挙げ、プレーオフも制して67季ぶりの優勝を成し遂げ、仙台大学の大学選手権初出場の原動力となった。

「それまで全国大会というものに出場したことがなかったので、このときのことはすごく印象に残っています。最高の仲間と部活に打ち込むことができたのは、これからも自分の人生にとっては、宝物のような時間だと思っています」

 仙台大学に入学したことで、プロ野球選手になるという夢を叶えた熊原投手。もし、仙台大学に入学していなかったとしたら、どうなっていたのだろうか。

「仙台大学のトレーニング環境、そして、指導してくれた皆さん、部活の仲間達がいたからこそ、今の自分がある。もし、他の大学に進学していたら、プロ野球選手にはなれなかったと思います。仙台大学は、専門的に体育の勉強をしたい人はもちろん、部活動に打ち込みたい人にも絶対にお勧めできる所です。後輩達にもぜひ、自分の夢を実現して欲しいですね」

 プロ野球選手になるという夢を実現した彼は今、新たな夢に向かって日々努力を続けている。

「今はまずは1軍に定着する力をつけること。それを実現した先に、さらに大きな夢ができるんだと思います」

熊原健人

熊原健人Kento Kumabara

1993年、宮城県角田市生まれ。小学6年生から野球を始めるも、高校までは全国的には無名のピッチャーだった。仙台大学入学後に急成長を遂げ、3年時からエースとして活躍。仙台六大学野球春季リーグ戦で、MVPとベストナインを受賞。同年開催の21U野球ワールドカップに、日本代表として出場する。'15年ドラフト2位で横浜ベイスターズに入団。1軍定着を目指す。

仙台大学についてはこちら

http://www.sendaidaigaku.jp/

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