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楽天の“レジェンド・チアリーダー”
上田亜樹が「仙台」で得たこと学んだこと。

posted2017/07/14 11:00

 
楽天の“レジェンド・チアリーダー”上田亜樹が「仙台」で得たこと学んだこと。<Number Web> photograph by Takuya Sugiyama

text by

福田剛

福田剛Tsuyoshi Fukuda

PROFILE

photograph by

Takuya Sugiyama

東北ゴールデンエンジェルスで、チアリーダーとして活躍した上田亜樹さん。チアリーダー界のレジェンドとして知られる彼女が、母校・仙台大学で学んだ日々を振り返った。

 昨シーズン限りで、楽天イーグルス公式チアリーダー、東北ゴールデンエンジェルスを引退した上田亜樹さん。球団が創設された2005年から12年にわたり在籍し、800試合以上でホームスタジアムを盛り上げてきた。レジェンドとも呼ばれる彼女がチアの世界への扉を開いたのは、まだ仙台大学に在学中のことだった。

「大好きだった祖母を早くに亡くしたこともあって、将来は高齢の方々のお役に立てる職業に就きたいと思うようになりました。そこで介護を勉強できる大学を探したところ仙台大学にある健康福祉学科で勉強ができることを知り入学しました。当時は介護福祉士になる夢を実現するため、勉強に実習にと、忙しい日々を送っていました」

 そんなある日、仙台に誕生するプロ野球チームがチアリーダーを募集しているという話を耳にする。子どもの頃からずっとモダンバレエを習っていた上田さんにとって、これは千載一遇のチャンスだった。

「チアはテレビや映画で見るくらいで、実際に踊ったことはありませんでした。でも一度はやってみたいと憧れていたんです。オーディションを受けたら合格していて、創設メンバーの一人に選ばれたのがすごく嬉しかったですね。まさか12年も続けられるとは思ってもいませんでしたけど(笑)」

 大学からKoboパーク宮城までは電車で40分。学業との両立は想像以上に厳しいものだった。

【次ページ】 大学に通って自分の中の可能性や夢を広げられた。

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