Sports Graphic Number WebBACK NUMBER

スペインから帰国の柴崎岳、独占告白。
「新しいシーズンもスペインで……」 

text by

豊福晋

豊福晋Shin Toyofuku

PROFILE

photograph byTadashi Shirasawa

posted2017/07/07 18:20

スペインから帰国の柴崎岳、独占告白。「新しいシーズンもスペインで……」<Number Web> photograph by Tadashi Shirasawa

すでにリーガ・エスパニョーラだけでなく欧州全体で争奪戦が始まっている柴崎。次の所属クラブが気になるところ……。

「なるべくスペイン語で話すようにしています」

 監督や選手と柴崎とのコミュニケーションには問題はなかった。Jリーグでプレーしていた頃から、いつの日かのスペイン移籍のためにスペイン語習得に励んでいたからだ。

 テネリフェの地元記者を喜ばせたのが、記者会見や囲み取材の場で、できるだけスペイン語を使おうとする柴崎の姿勢だ。

 多くの日本人は(それが選手であれ一般人であれ)海外に出た際は、現地の人に囲まれた中での現地語による発言には尻込みするものだ。

 しかし柴崎は会見の初めは、ほぼ必ずスペイン語で話すようにしている。

「特に意識はしてないけど、でもスペイン語を使うと、現地の人も喜ぶんです。感じもいいと思うし、訳したら“頑張る”とか“もっとこうしていきたい”とか簡単な言葉なのかもしれないけど、スペイン語で話してくれた方が嬉しいという気持ちはわかるから、なるべく話せることは話していこうと思っています。

 でも自分の表現したいことが間違って伝わっても仕方がないから、しっかり伝えたいことは、日本語で話したのを訳してもらって。

 スペインに半年いて……選手や監督が言っていることはなんとなくわかるようになりました。日本でも家庭教師をつけるまではしなかったけど、自分でスペイン語の参考書を買って、こういう感じなんだなと勉強していたんです。あとは、現地行ってなんとかなると」

生活環境、そしてスパイクが新しくなった柴崎。

 サッカーと環境。柴崎に訪れた多くの変化がある。そしてそれは、足下にも訪れた。

 柴崎はこの夏、新たにアンブロと契約した。

 今後はアンブロのスパイク、アクセレイターを履いて試合に出場することになる。

 この変化について、柴崎はこう語る。

「スパイクも、メーカーもたくさんある。その中で自分が心地よくプレーできるスパイクはどれだろうと思って、もう一度フラットに見てみたんです。その中で“アクセレイター”がいいなと思った。決め手としては、フィット感、動きやすさ、ボールタッチ、スキルを出しやすいところ、ですね。自分が快適に気持ち良くプレーすることを考えると、いいスパイクだと思った。実際に芝の上で履いてみても感触は良かったです。総合的に考えて、自分の理想のスパイクに近く、やりたいことや、やってほしいことが実現できる環境もあると思い、アンブロを選びました」

【次ページ】 柴崎がこだわる、スパイク用のある「革」とは?

3/4ページ
関連キーワード
柴崎岳
テネリフェ
鹿島アントラーズ
レアル・マドリー

ページトップ