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堀江翔太と立川理道が明かす
ジャパン主将の過酷な日々。 

text by

朴鐘泰

朴鐘泰Park Jong Tae

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photograph byTakuya Sugiyama

posted2017/06/16 12:00

堀江翔太と立川理道が明かすジャパン主将の過酷な日々。<Number Web> photograph by Takuya Sugiyama

堀江の言う通り……半年後に「しんどくなった」立川。

 その立川の言葉に、一同が爆笑するシーンがあった。まずは半年前、カーディフでの対談から抜粋したい。

堀江「キャプテンって自然にプレッシャーかかるんですよ。チームとか組織とか、いろんなものが見えてきてしまう。いい意味でも、悪い意味でもね。やっていくにつれて、どんどんアカンところ、細かいところが目についてきて、放っておけなくなる。しんどくなるばかりなので……もう、辞めたいっす(笑)」

立川「しんどくなってくるのかなあ……」

 半年後、宗像で立川は言った。

「去年の11月、ウェールズで同じ顔ぶれで対談したじゃないですか。僕、その時には『そんなにプレッシャーないです』みたいなことを話したんですけど……」

 対談記事では、試合前日にキャプテンがやるべき「ある仕事」や、共同キャプテンとして2019年に向けてどのようなかたちでチームを構築していくべきか、彼らのビジョンが明かされている。彼らの言葉を通じて、この半年間でジャパンがどのように進化していったのか確かめられるはずだ。

 Number929号の日本ラグビー特集「桜の挑戦」では、堀江と立川というまさに“日本ラグビーを支えている”2人のキャプテンがジャパンの現状と2019年W杯へのビジョンを縦横無尽に語っています。是非ご確認下さい!
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