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角幡唯介 “極夜の探検”報告会
『ヒトは80日間太陽を見ないとどうなるのか』

posted2017/03/28 17:00

 

 探検家・角幡唯介さんにとって、結果4年越しのテーマとなった「極夜の旅」が、2017年2月末、完結しました。暗闇の北極で80日間――、そこでいったい何が起きたのか。ノンフィクション執筆を前に、「スポーツ・グラフィック ナンバー」編集部・文春オンライン共催の報告会を開催します。

「太陽が昇る世界に住んでいる私たちにとって、太陽が昇らない世界には想像もつかない未知が広がっている気がする。だから行ってみたい」

 2011年夏、冒険家の荻田泰永さんと北極に旅をしたのが始まりだった。

 帰国後、北極を旅するなら、ひとりで、極夜に、と心に決めた。

 2012年11月、角幡さんはGPSも携帯電話も持たずにカナダ北極圏へ向かった。GPSの代わりに持っていったのは六分儀。これで星を観測しながら暗闇を彷徨った。技術革新とともに「探検」の醍醐味が薄れていく世に、あえて利便性を捨て、より過酷な状況を自ら作り出すことで、「探検」のクオリティを求めたのだった。

 多くの課題を抱えて帰国。「北極で越冬する」という最終目標を立て、六分儀、ソリ、毛皮の改良など日本での準備を重ねた。

 2014年1月~3月下旬、再び北極へ。現地でイヌを買い、連れて旅に出た。これも本番に備えての“練習”となった。

 本番と決めて臨んだ2015年は、初夏から拠点となるグリーンランドの村、シオラパルクへ。夏の間にカヌーで食料を遠く離れた小屋に運び、準備万端と思った矢先、ビザの関係で帰国を余儀なくされた。本番は遠のいた。

 そしてようやく訪れた、2016年12月~2017年2月の極夜の旅で、彼は何を見たのか。果たして求めていたものはそこにあったのか。

 旅を終えて彼は言った。「極夜世界。そこには絶望しかなかった」

 ここで初めて公に、壮絶な旅の様子を披露する。

日     時:4月28日(金) 開場18時15分 開演19時(約120分)
場     所:文藝春秋西館B1ホール
(千代田区紀尾井町3-23 有楽町線麹町駅より徒歩2分 西館入口よりお入り下さい)
参 加 費:2,000円 
お申込み:Peatix(http://ptix.co/2nKtINn)よりお申し込み下さい。
お問合せ:eventnumber-g@bunshun.co.jp

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