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キタサンが流れを作りサトノが追う。
有馬記念の直線は真っ向叩き合いか。 

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島田明宏

島田明宏Akihiro Shimada

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photograph byYuji Takahashi

posted2016/12/24 09:00

キタサンが流れを作りサトノが追う。有馬記念の直線は真っ向叩き合いか。<Number Web> photograph by Yuji Takahashi

キタサンブラックは有馬記念を勝つと、獲得賞金が10億円の大台に乗る。凱旋門賞への挑戦も噂されているが果たして。

牝馬による両グランプリ史上初制覇はあるのか。

 ゴールドアクターと同じ理由で、昨年の2着馬サウンズオブアース(牡5歳、父ネオユニヴァース、栗東・藤岡健一厩舎)もマークしなければならない。前走のジャパンカップでも2着だった「最強の2勝馬」は、去年と同じく京都大賞典、ジャパンカップ、有馬記念というローテーション。臨戦態勢にぬかりはない。

 昨年4着だったマリアライト(牝5歳、父ディープインパクト、美浦・久保田貴士厩舎)は、大外16番枠が響いた印象だったが、今年もまた16番枠を引いてしまった。しかし、宝塚記念も17頭立ての16番枠からの発走で勝っているのだから、必ずしもマイナス材料とは言えない。牝馬による宝塚記念と有馬記念の両グランプリ制覇となれば史上初の快挙だ。ラストランで偉業達成なるか、注目したい。

 前走のジャパンカップで距離への対応力を証明したシュヴァルグラン(牡4歳、父ハーツクライ、栗東・友道康夫厩舎)も上位に来る力を持っている。2013、2014年のヴィクトリアマイルを連覇したヴィルシーナの半弟で、今年の秋華賞を制したヴィブロスの半兄という血統の裏付けもあり、一発あっても不思議ではない。

 ということで、結論。

◎キタサンブラック
○サトノダイヤモンド
▲マリアライト
△サウンズオブアース
×ゴールドアクター
注シュヴァルグラン

 キタサンとサトノの2強がきわめつきにハイレベルな戦いを演じ、その勢いのまま、来年の凱旋門賞で両雄が世界一の座を争うことになれば大変な盛り上がりになるだろう。

 好レースを望みたい。

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