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“キタサン”冠名の誕生秘話。
北島三郎とこれまでの愛馬たち。 

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photograph byKeiji Ishikawa

posted2016/12/22 11:40

“キタサン”冠名の誕生秘話。北島三郎とこれまでの愛馬たち。<Number Web> photograph by Keiji Ishikawa

ジャパンカップでのキタサンブラックと北島氏。獲得賞金がすでに9億5千万ほどになる同馬に、年末の国民の期待がかかる!

「有馬記念は、歌の世界でいえば紅白歌合戦」

「ま~つりだ、まつりだ、まつりだ、キタサンまつり~。これが競馬の、まつりだよ~」

 11月27日のジャパンカップ表彰式。オーナーの北島さんは優勝ジョッキー武豊の横で、恒例となった『まつり』を熱唱した。9月に「頸椎(けいつい)症性脊髄症」の手術。リハビリに取り組み、現在も通院治療中だが、手足のしびれなどはほぼ完治し、今はコンサートなどで元気に歌っているという。

「キタサンブラックに元気をもらっている気がします。今では、私よりこの馬のほうが有名になっちゃってね(笑)。ジャパンカップでゴールした瞬間は(招待した)兄弟たちと抱き合って喜びました」

 愛馬キタサンブラックは今週いよいよ有馬記念を迎える。

「有馬記念は、歌の世界でいえば紅白歌合戦。去年は3着でしたが、今年は銅メダルが金メダルになってほしいという想いで見ることができそうです」

 キタサンブラックと北島さんの「夢」は、有馬記念でも華開くか。その結末は25日15時25分に明らかになる。

Number917・918号「夢の有馬記念」では、北島三郎さんの独占インタビューを掲載。キタサンブラックのこと、想い出の所有馬、日高の牧場への想い、そして限りなき競馬への愛と情熱について語っています。詳細は是非本誌でご確認ください。
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