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<三井ゴールデン・グラブ賞3年連続受賞コンビ>
松田宣浩/今宮健太 最強! 俺たちの三遊間。

posted2016/11/15 11:00

 
<三井ゴールデン・グラブ賞3年連続受賞コンビ>松田宣浩/今宮健太 最強! 俺たちの三遊間。<Number Web> photograph by Hideki Sugiyama

text by

田尻耕太郎

田尻耕太郎Kotaro Tajiri

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photograph by

Hideki Sugiyama

今年の三井ゴールデン・グラブ賞発表に先立って、10月に福岡ヤフオク!ドームで行なわれた、ソフトバンクの松田宣浩選手と今宮健太選手の対談。3年連続で受賞中の三遊間の名手コンビが、三井ゴールデン・グラブ賞の重みを熱く語った!

――守備の面から野球の面白さを考えるのが今回の企画です。でも、今宮選手はともかく、松田選手が守備について熱く語るのは珍しいですね。

松田 何言ってるんですか! サードはホットコーナーですよ。僕は守備にも熱くこだわっています。特に投げるのが好きやからね。

今宮 松田さんのスローイングはすごく参考になりますよ。肩が強いしコントロールもいい。球界では「あそこに打ったら終わり」と言われてますから。怪我にも強いし、すごく羨ましい。

松田 いやいや、健太のほうが全部スゴイよ。日本のショートの中で一番でしょう。欠点は身長くらい(笑)。でも、フライは確実に捕るし、肩も強い。そして前後左右の動き。僕はナンバーワンの選手だと思ってる。ここ数年は三遊間をずっと健太と組んでて、一番安心して守れる。あ、しまったと思った打球でも振り返ると健太がいてアウトにしてくれる。こいつにしか行けない守備位置。本当に助けられました。

KENTA IMAMIYA
1991年7月15日、大分県生まれ。明豊高では投手兼遊撃手として甲子園出場を果たす。2009年のドラフトで1位指名を受け、福岡ソフトバンクホークス入団。'12年より一軍で遊撃手としてプレー。三井ゴールデン・グラブ賞は'13年より3年連続で受賞中。171cm、73kg。

今宮 守備のコンビプレーは本当に大切です。息が合ってないと、ぶつかったりお見合いしたりする。でも、松田さんもセカンドの本多(雄一)さんも、先輩たちが僕の動きを分かってくれてるから、何も考えずにイノシシ状態で打球に突っ込んでいけるんです。今年は息が合わずに何度かセーフにしてしまった場面があって、すごく頭に残ってる。あらためて連係プレーの大切さを思い知らされた年になりました。

松田 連係って、声を掛け合うことも大切やけど、だいたいは守備中の合図って目線でやるよな。

今宮 ですね。ピッチャーへの声掛けのタイミングもそうですよね。たとえば(東浜)巨さんが投げる時は大学の先輩である松田さんに行ってもらったり、僕が行きにくいなと思う先輩投手の時は「お願いします」って合図を送ってます(笑)。

松田 いや、でも健太は守備のリーダーとしてチームを引っ張ってますよ。ピッチャーのところへ積極的に行くし、今年は外野手へ声で指示をする場面がすごく多かった。当たり前のことなんだけど、実際プレーをしているとなかなか出来ない。健太の姿を見て気づかされることも多かった。

今宮 僕自身はまだまだだと思っています。だけどまあ、守備に関しては松田さんにも強く言っていこうと思ってますね(笑)。

【次ページ】 小久保さん、ムネさんから学んだ一生懸命さ。

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