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<トップアスリートが語るアミノ酸の必要性>
坂井聖人 「メダルを獲る経験を重ね、世界一になる」

posted2016/11/04 11:00

 
<トップアスリートが語るアミノ酸の必要性> 坂井聖人 「メダルを獲る経験を重ね、世界一になる」<Number Web> photograph by AFLO

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松原孝臣

松原孝臣Takaomi Matsubara

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今夏、“絶対王者”を追い込んだ大学生はすでに4年後を見つめる。厳しいトレーニングを続け、東京で己が主役になることを力強く誓った。

 今なお、あの8月のレースは、鮮烈な輝きを放つ。リオデジャネイロ五輪男子200mバタフライで早稲田大学3年生、坂井聖人はスーパースターのマイケル・フェルプスと極限まで競り合った。0秒04と、差と言いがたい僅差で敗れたものの、銀メダルを獲得。何よりも残り50mでの強烈な追い込みは、観る者に鮮烈な印象を与えた。

「マイケル・フェルプス選手と一緒に泳げるのが一番楽しみだったので、決勝はわくわくと楽しみで満ちあふれていました」

 坂井は振り返る。

 驚異の泳ぎを生んだのは、大会前のメキシコ合宿だった。

「ラスト50mで競っているのを想定してずっと練習していました。あのときの練習で自信が持てました」

「中学生の頃までは、若さで乗り切れた」

 直前合宿だけにとどまらない。坂井の速さへの欲求の強さが、地力を培ってきた。

「僕はどれだけよい練習をしたかによって、いいパフォーマンスができると思っています。そのためには何が大切かをずっと考えてきました」

 その答えとなったのが、アミノ酸だった。中学生の頃にはすでに存在を知っていたと言う。実際に摂るようになったのは高校入学後のこと。

「中学生の頃までは、若さで乗り切れるところがあったのですが、高校に上がったくらいから、練習後の疲労を実感するようになっていきました。1回摂ってみようかなと試してみたんです。すると、全然違うんですね。泳いだ後の疲労の抜け方が楽になりました」

【次ページ】 練習も充実して、リオでの泳ぎにつながった。

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