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南野拓実、5試合ぶりのスタメン出場。
新監督下で“絶対的存在”になれるか。

posted2016/04/28 10:50

 
南野拓実、5試合ぶりのスタメン出場。新監督下で“絶対的存在”になれるか。<Number Web> photograph by AFLO

リーグ、カップ戦と、昨年に引き続き2年連続の二冠達成は目前。強豪チームで南野個人の結果も求められる。

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ミムラユウスケ

ミムラユウスケYusuke Mimura

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 南野拓実は、シーズン終盤に、もういちど新たなスタートを切った。

 リーグの得点ランキングで6位につけ、ザルツブルクでも3番目に多いゴールを決めている南野が、2月以降はスタメンから外されたり、出場さえかなわない試合も出てきた。シーズンの前半戦のころには、想像しづらい状況だった。

 そんななか、4月16日のリート戦、右MFとしてフル出場を果たした。スターティングメンバーに名を連ねるのは5試合ぶり、90分プレーするのは、実に10試合ぶりだった。4日後の国内カップ戦ではベンチスタートだったが、1週間後のアルタッハとの試合では左MFとして再びスタメンに名を連ねた。

「監督はけっこうローテーションをするし、色々と考えたうえでスタメンを選んでいるんやな、と感じるので。だからこそ、自分はできるんだぞ、ということを常にアピールし続けていければいいかなと思います」

例年通りの首位だが、戦いぶりが違う。

 最近のスターティングメンバーでほぼ固定されているのは、GKヴァルケとDFラインの4人に、ここまで21ゴールを決めているエースのソリアーノ。そこに、チームで2番目に多いゴールを決めているMFケイタと、攻撃の組み立てでの貢献度も高いMFベリーシャが続く。残る3つのポジションを務める選手は、フォーメーションも含め、試合ごとにめまぐるしく入れ替わる。

 南野が2月後半から思うように試合に出られなくなっていたのも、ガルシア監督の要求を満たせていなかったからだろう。

 確かに、チームは例年通りに首位につけ、リーグ優勝も目前だ。しかし、これまでとは、戦いぶりが大きく異なっている。

 例えば、昨シーズンと比べ、明確な意図を持ってボールを奪えるようなシーンは大きく減っている。必然的に良い守備からフィニッシュに行く回数も少なくなった。

【次ページ】 昨季のような革新的な姿勢が見当たらない。

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