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フェブラリーSは堅実派か爆発力か。
「武器比べ」ならホワイトフーガ! 

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島田明宏

島田明宏Akihiro Shimada

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photograph byNIKKAN SPORTS

posted2016/02/20 08:00

フェブラリーSは堅実派か爆発力か。「武器比べ」ならホワイトフーガ!<Number Web> photograph by NIKKAN SPORTS

チャンピオンズカップを勝ったサンビスタにJCBレディスクラシックで勝っているホワイトフーガ。台風の目となるか。

今回の予想は、当たるような気がしてきた。

 4連勝と本格化したスーサンジョイ(牡4歳、父エンパイアメーカー、栗東・岩元市三厩舎)、同一厩舎の人気薄という意味でも怖いベストウォーリア(牡6歳、父マジェスティックウォリアー、栗東・石坂正厩舎)、前走の東海ステークスを快勝したアスカノロマン(牡5歳、父アグネスデジタル、栗東・川村禎彦厩舎)、充実期を迎えたロワジャルダン(牡5歳、父キングカメハメハ、美浦・戸田博文厩舎)あたりが連下候補か。

 ここで結論。

◎ホワイトフーガ
○コパノリッキー
▲ノンコノユメ
△モーニン
×スーサンジョイ
注アスカノロマン

 ホワイトフーガは単複も買いたい。

 騎乗する大野拓弥は、同じ高木厩舎のサウンドトゥルーで昨年の東京大賞典を勝っている。デビュー12年目の29歳。JRA通算319勝、うち重賞7勝。今週土曜日は12レース中9レース、日曜日は11レースに騎乗する売れっ子ぶりだ。

 もし彼がフェブラリーステークスを勝てば、これも高木厩舎のスノードラゴンで2014年のスプリンターズステークスを制して以来のJRA・GI2勝目になる。

 関東馬にとっては、1998年のグルメフロンティア以来18年ぶりの勝利、ということになるのか。

 翌日の見出しになるネタがこれだけあれば充分。今回の予想は、当たるような気がしてきた。

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コパノリッキー
ノンコノユメ
ホワイトフーガ

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