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U-18のエースが、最後の選手権切符。
桐光学園・小川航基の憧れるFWは?

posted2015/11/17 10:40

 
U-18のエースが、最後の選手権切符。桐光学園・小川航基の憧れるFWは?<Number Web> photograph by Satoshi Shigeno

小川は2年前の高校選手権にも当時1年生ながら出場した。その経験はチームにとって大きい。

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茂野聡士

茂野聡士Satoshi Shigeno

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 11月11日、ジュビロ磐田が、ある高校生の加入内定を発表した。

 神奈川の強豪・桐光学園で9番を背負う小川航基である。

 磐田の公式サイトには、小川のプレーの特徴がこう記されている。

「体を張ったポストプレーだけではなく、相手DFの背後への動き出しも得意とするセンターフォワード。また、得点感覚に優れ、左右両足・頭など様々な形で得点を狙うことができる選手。桐光学園高校ではキャプテンを務め、チームを統率している」

 世代別代表の動向をチェックしているファンには、「小川航基」の名は知られた存在になりつつある。

 2017年に行なわれるU-20W杯出場を目指すU-18日本代表。小川はこのメンバーに招集され、コンスタントに得点をマークしている。そして10月に行なわれたAFC U-19選手権予選では3試合連続ゴールを挙げて、来年10月に行なわれる本戦出場の原動力となった。

 もちろん、桐光学園でも冒頭で引用したプレースタイルにある通り、小川は点取り屋としての才能を発揮している。プリンスリーグ関東のある試合では約30mのロングシュートを叩きこむなど、ゴールパターンの豊富さはこの年代で図抜けている。

全国行きを決めた決勝で2ゴールの活躍。

 そして迎えた11月7日、ニッパツ三ツ沢球技場で行なわれた全国高校サッカー選手権・神奈川県大会決勝。この日は小川が決定力の高さを見せつけた80分間となった。

 12分、右サイドでのパス交換からDFとGKの間にクロスが入る。小川はその軌道を予見し、いち早く飛び込んでゴールネットを揺らして先制点をゲットした。

 そして後半に入り53分、今度は左サイドからゴール前に浮き球のクロスが上がる。このボールに対して小川はプルアウェイの動きで相手マークを外し、ヘディングシュートを叩きこんだ。

 エースストライカーの2得点。これで試合の流れを掌握した桐光学園は9度目となる全国切符を手に入れた。

【次ページ】 OBの中村俊輔を「追い抜いていく」。

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