W杯で日本代表と戦った相手もトップリーグに集結！

　他チームも僅かな実力差で続いている。

　昨季7位のキヤノンはフランカーのアイブス ジャスティン、8位のNTTコミュニケーションズはナンバーエイトのアマナキ・レレイ・マフィ、9位のリコーではフランカーのマイケル・ブロードハースト、10位のNECはスタンドオフ田村優、12位の近鉄はロックのトンプソン ルーク、13位のクボタにはセンター立川理道と、W杯で活躍した選手たちがひしめく。

　14位のコカ・コーラには桑水流裕策、15位の豊田自動織機には坂井克行、4季ぶりトップリーグ復帰のホンダにはレメキ・ロマノラヴァ、6位のトヨタ自動車にはウイング彦坂匡克と、リオ五輪出場を決めた7人制日本代表の中軸が並ぶ。

　もうひとつの注目は新たに加入する外国人選手だ。

　W杯で準優勝したオーストラリア代表スタンドオフのバーナード・フォーリーはリコーに加入。同じリコーには、W杯で日本に敗れたサモア代表のフルバック、ティム・ナナイウィリアムズが加入。11位のNTTドコモには、W杯で日本に苦杯を喫した南アフリカ代表のロック、エベン・エツベスとスタンドオフのハンドレ・ポラードが加わる。

　彼らは他チームの日本代表選手との対戦にはひときわ闘志を燃やしてくることだろう。そんなパフォーマンスも、今季のトップリーグの注目点になりそうだ。