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<トップアスリートが語るアミノ酸の必要性>
瀬戸大也 「王者として長期戦を乗り切るために」

posted2015/09/24 11:00

 
<トップアスリートが語るアミノ酸の必要性> 瀬戸大也 「王者として長期戦を乗り切るために」<Number Web> photograph by AFLO

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松原孝臣

松原孝臣Takaomi Matsubara

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AFLO

今夏の世界水泳で日本人初の同種目2連覇を果たすも、大会序盤は苦戦。
その中でも結果を残せた要因には、己のポジティブな姿勢と体調管理を
支えるアミノ酸の存在があった。

 劇的な、そして記念すべき勝利だった。瀬戸大也は、8月、世界水泳の400m個人メドレーで金メダルを獲得した。

 最初の出場種目となった200mバタフライは6位、続く200m個人メドレーは準決勝敗退。いずれもメダルが狙える位置にいながら、不本意な成績に終わった。そこから3日間で立て直しての金メダルであった。この種目では2013年大会に続いての優勝だが、世界水泳連覇は日本人では初めてという輝かしい日でもあった。

 瀬戸は大会をこう振り返る。

「バタフライも200m個人メドレーも世界ランキングトップで乗り込んだ大会でした。そのため金メダルを意識しすぎていた。いい泳ぎができていないのでベストパフォーマンスを目指そうと切り替えました」

 大会の前月、かかとを痛めて思うように練習できていない中でのレースだった。その事実は認めつつもきっぱりと言う。

万全でないにもかかわらず、短期間で調子を取り戻した。

「言い訳はしたくないですね。痛くても泳ぐことはできたし、影響はあったかもしれないけどあまりそうは考えていないです」

 驚くべきは、万全でないにもかかわらず、短期間で調子を取り戻した点だ。そこには瀬戸ならではの持ち味があった。どこまでもポジティブな姿勢だ。

「身長も大きいわけではなく、手足も長くなく、抵抗のない泳ぎかといえばそんなこともないんですけど、気持ちの部分の強さは、自分でも胸を張って言えます」

 5歳で水泳を始め、小学生の頃から全国レベルで活躍してきた。その中で、いつしかアミノ酸を摂取するようになっていた。

「中学生の頃、大きな試合でみんなが摂っていたのを見て気になっていました。最初に摂ったのは、高校1年生のジュニアパンパシフィック選手権で支給されたときです。それを取っておいて、日本選手権やインターハイなど大事な大会で使ってました(笑)」

 シニアの代表になって常時支給されるようになると、日常で用いるものになった。

「練習前や練習後、寝る前に摂っています。研修のときなどにどのような効果があるのか、摂り方などを教わりました」

【次ページ】 世界水泳で感じたアミノ酸の意義。

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