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<トップアスリートが語るアミノ酸の必要性>
村山謙太・紘太 「僕たちの体づくりに必要なパートナー」

posted2015/07/30 11:00

 

text by

松原孝臣

松原孝臣Takaomi Matsubara

PROFILE

photograph by

AsahiKASEI

別の大学で競い合った双子ランナーは今春、実業団の名門にそろって入部。
これからは2人で“世界”を目指す――。
そう強く誓う彼らの走りを支えるのはコンディション管理への高い意識だ。

 駅伝や中長距離レースなどで数々の優れた成績を残し、国際大会にも日本代表として出場。学生陸上界の枠を超え、日本陸上界の今後を担う存在として期待を集める位置にのぼりつめたのが、村山謙太と紘太の双子の兄弟である。

 謙太は駒澤大、紘太は城西大と異なる場で大学生活を過ごし、今春、そろって旭化成へと入社した。

「以前はライバルという意識もありましたが、今はそういう感覚はあまりないです」

 と紘太。チームメイトとして社会人生活のスタートを切った2人には、共通する青写真がある。2020年の東京オリンピックに、マラソンの日本代表として一緒に出場することだ。

「2人で出られたら、宗さんたち以来」

 謙太は言う。

「2人そろって代表入りして、強いところを世界中に見せつけて、『よくやった、凄かった』と言われる走りをしたいですね」

 一方の紘太。

「出場したときのだいたいのイメージは頭の中に描いています。スタートから2人でがんがん攻めて、最後、2人で勝負できたらと思っています」

 さらに紘太は言う。

「2人で出られたら、宗さんたち以来じゃないですか。なかなかできることじゃないですよね」

「宗さんたち」とは、かつて日本を代表するマラソンランナーとして長年にわたり君臨した旭化成の大先輩、宗茂・猛の双子の兄弟だ。入社後、村山兄弟は、宗兄弟からアドバイスを受けた。

「若いうちにしっかりと体づくりをすれば、俺たちみたいに長く競技を続けることができるんだ」

 数々の舞台を経験し、世界を視野に入れる2人は体づくりの重要性を自覚してきた。そして宗兄弟のアドバイスも受けたことで、さらに気を配ってきた。

 ましてや、ハードな日々だ。

「朝はだいたい5時半くらいに起きて、6時10分から補強(体幹や筋力などのトレーニング)を始めます。それから集団で練習する感じです。仕事のあと、夕方からも練習です」

【次ページ】 「紘太が言うように、疲労の残り方が違ってきました」

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