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<背番号10の決意> 澤穂希 「最後のW杯にすべてをかける」 

text by

日々野真理

日々野真理Mari Hibino

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photograph byTaiji Yamazaki

posted2015/06/30 16:30

<背番号10の決意> 澤穂希 「最後のW杯にすべてをかける」<Number Web> photograph by Taiji Yamazaki

「人生はなるようになるんじゃないかって」

「INACでも、松田監督の練習メニューは毎日違うから、身体も頭も存分に使って、楽しく練習ができています。私が若い頃は松田監督のメニューについていくのに必死でした。今は年齢も重ねて、自分に出来ることも増えたから、練習のなかでもいろんな判断ができる。ギリギリのところで相手の裏をかいて攻撃を止めたりね。

 今回、代表に選ばれたあとに、松田監督に感謝の気持ちを伝えたら、『まだまだ伸びしろがあるもんな』と言われました。今、それを実感しているんです。年齢を重ねても、サッカーを上達させてくれる指導者に会えたことが幸せですね」

――サッカーの神様が澤さんに微笑んだのでしょうか。

「そんなことがいくつかあるんです。今、振り返れば、3月のアルガルベ杯のメンバーから外れたことも、今シーズンの好調につながっているのかなと。選ばれなかったときは悔しかったですが、ポルトガルに行かずに、日本に残ってしっかりとフィジカルトレーニングができたことで、今季を戦うベースが作れたんだと思います。

 最近思うんです。人生はなるようになるんじゃないかって。悔しい時期を過ごしたことも、無駄なんてなくて、今につながるために、すべてがあるんだ、と」

代表から離れていた間の澤は、なでしこジャパンの問題点、改善点を自分なりに見出していたという。さらに、カナダW杯後の女子サッカーの未来を語るなど、澤にしか語れないオピニオンも――。
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