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新装のダートGI、チャンピオンズカップ。
充実の日本勢か、王国からの刺客か? 

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島田明宏

島田明宏Akihiro Shimada

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photograph byYuji Takahashi

posted2014/12/06 08:00

新装のダートGI、チャンピオンズカップ。充実の日本勢か、王国からの刺客か?<Number Web> photograph by Yuji Takahashi

デビューから12戦、すべてダートのレースを使われているコパノリッキー。父ゴールドアリュールもダート界に君臨した名馬だったが、ジャパンカップダートは手にすることができなかった。

 今年からジャパンカップダートは「チャンピオンズカップ」となり、舞台を中京ダート1800mに移して行なわれる。名称は新しくなるが、ジャパンカップダートから通算して、今回が第15回ということになる。

 昨年までは国際招待レースだったが、「ジャパンカップ」の看板を下ろし、通常の国際レースとなった。つまり、ここに出走してくる外国馬の陣営は、自己負担となる輸送費や滞在費を上回る賞金を稼げるだけの自信があるのだろうし、本気度も高いと言える。

唯一の外国馬、インペラティヴは上位争いするか。

 ということで、まずは出走16頭中唯一の外国馬インペラティヴ(せん4歳、父バーナーディニ、米国・G.パパプロドロモー厩舎)から見ていきたい。

 GIホースではないが、この春、1着賞金100万ドルという高額賞金のGIIチャールズタウンクラシックで、GIを8勝しているゲームオンデュードを差し切って勝利をおさめ、実力をアピールした。

 9着に終わった前走のブリーダーズカップクラシックまで5連敗しているとはいえ、恐ろしく層が厚いアメリカダート界のトップグループを形成する一頭であることは確かだ。

 来日してから軽めの調教ばかりだが、アメリカで追い切って仕上げてきているというから、これでいいのだろう。母国と同じ左回りの中京なら、見せ場以上の期待をしていいのではないか。今後、ダート競馬の本場・アメリカ馬の参戦を促すためにも、上位争いを演じてほしい。

【次ページ】 日本馬の大将格は圧倒的な充実ぶり。

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