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帰ってきた「キャプテンと司令塔」。
長谷部と遠藤はやはり不動なのか? 

text by

二宮寿朗

二宮寿朗Toshio Ninomiya

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photograph byTakuya Sugiyama

posted2014/11/15 11:30

帰ってきた「キャプテンと司令塔」。長谷部と遠藤はやはり不動なのか?<Number Web> photograph by Takuya Sugiyama

久々の代表復帰ながら、圧倒的な存在感で中盤を制圧し、チームに活力を取り戻した長谷部誠と遠藤保仁。ベテランの活躍は心強いが、若手が彼らの席を脅かさなければならない。

帰ってきた2人が、チームの成長を促す。

 結果と内容を伴いながら、成長していけるのがベスト。来年1月には2連覇が懸かるアジアカップを控える。その前哨戦として18日のオーストラリア戦(大阪・長居)は重要な一戦となる。

 快勝してもチームに気の緩みなどはないようだ。

 長谷部は気を引き締める。

「周りと連係した守備をもっとやらなくちゃいけないと思うし、攻撃のところでは(個人的に)ビルドアップのところでディフェンスラインに入ってばっかりでなく、もう少し自分で持ち運んだりとか、もう1つ前の中盤のところで受けたりとか、(ボールを)出してからもう1回、前に行くとか、いろんなバリエーションを増やしていきたいですね」

 帰ってきたキャプテンと、帰ってきた司令塔。

 アギーレジャパンの成長を促す“呼び水”となりそうな気配である。

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遠藤保仁
長谷部誠

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