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[バンクーバー冬季五輪/スキージャンプノーマルヒル個人 予選] 6度目の五輪にかける葛西紀明、勝利を期す「神風」ヘルメット! 

photograph byNaoya Sanuki/JMPA

photograph at2010/2/13

葛西紀明

葛西はリベンジを果たすか。

 2月12日(現地時間)、開会式に先駆けて行われたスキージャンプノーマルヒル予選。黄色と赤が鮮やかな、葛西紀明のヘルメットがひときわ目をひいた。よく見ると、頭頂部には「神風」の文字が踊っている。
 葛西といえば、冬季五輪の出場が今大会で6度目となる37歳の超ベテラン。これは、ジャンプ選手としても、またアジア人としても初の快挙であるという。

 しかしその一方で、一度もオリンピックの金メダルを獲得したことがない選手としても知られている。W杯などでは20歳のころから活躍を続け、昨年はベスト10以内に入るなど世界のトップジャンパーであることは疑いもないのだが、五輪となるといつも成績を残せずにきたのだ。長野五輪でも、原田、船木、斎藤、岡部が金メダルを手中に収めたのに、葛西だけが不調に終わった。当時の映像を見る度に、「本当にムッとしますね。チクショウって思うんですよ」と語っていた葛西は、今大会でのリベンジに燃えている。

 この日、日本代表の4人は全員予選を通過。葛西は105.5メートルで6位。104.5メートルを飛んだ伊東大貴(予選4位)より距離は伸びたが、着地でテレマーク姿勢を取れず順位を落とした。決勝は翌日。「神風」に乗ることは出来るのだろうか。
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