バレンティン、王貞治の本塁打記録を抜く。

　ローズ、カブレラが並びながらも抜けなかった、王貞治の持つ年間55本塁打の記録を、ヤクルトのバレンティンがついに塗りかえました。シーズン序盤から本塁打を量産したバレンティンに関しては、こんなお題を出していました。

●バレンティンvs.ブランコ！ 今季、より多くのHRを打つのはどっち？
    http://number.bunshun.jp/articles/-/516420/feedbacks

初のCS進出の可能性を残しつつ戦っているDeNAは、終盤になればなるほどブランコもチームバッティングが必要になってくると思う。一方のヤクルトは、正直チームが浮上出来そうな要素があまりない状況なので、このままチームの低迷が長引き、バレンティンは一発狙いに徹せられるという予想です。（のりふうみさん）
http://number.bunshun.jp/feedbacks/16617

ブランコは確かにパワーはありますが、ストライクからボールになる球に手を出すことが非常に多く、それでカウントを悪くして打ち取られているというパターンが最近多くなってきています。一方バレンティンはムラがありますが、調子が良いと例えボール球であってもスタンドまでボールを運んでしまう技術を持っています。現状の調子で見ればバレンティンの方が良さそうなので、このままで行けばバレンティンが勝つでしょう。（ダクトさん）
http://number.bunshun.jp/feedbacks/16587

　じつに62.5％の読者がバレンティンの本塁打王を予見していました。統一球の反発係数違反が露呈したことから、「“飛ぶボール”での記録だし……」などというネガティブな意見もありましたが、30本を超えた打者はセ・パ合わせても4人だけという事実を考えると、バレンティンの60本という数字がいかに凄いものかがお分かりになるでしょう。

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