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[バンクーバー冬季五輪/フィギュアスケート男子シングルSP] 高橋大輔、見る者を魅了するしなやかなステップ。 

photograph byTakuya Sugiyama/JMPA

photograph at2010/2/17

高橋大輔

今季一番の演技。

 高橋大輔がステップを踏んだ時に湧き上がった歓声は、「王者」プルシェンコに向けられたそれよりも大きく聞こえた。

 大会5日目の2月16日(現地時間)、SPを終えた時点でプルシェンコとライサチェクに次ぐ3位。2位のライサチェクとは0.05点差、1位のプルシェンコとは0.6点差と、ほぼ一並びだ。芸術点にあたる5コンポーネンツではプルシェンコを上回った。
 落ち着いた演技だった。トリプルフリップからトリプルトウループへ、最初のコンビネーションジャンプを成功させると、気持ちが乗ったようだった。ジャンプはすべて柔らかい着地で成功させ、スピン、ステップも完ぺき。本人も「今季一番の演技」と誇らしげに語る。90.25点と大台に乗り、会場には日本人の観客も多く、「大ちゃん」との声援も飛んだ。ホームに近い雰囲気の中で演技ができた。そのためか織田信成と小塚崇彦もミスなく滑り、それぞれ4位と8位の位置につけた。

 明後日のフリ―では、高橋の4回転ジャンプに注目だ。大会前、プルシェンコは「4回転を二度飛ぶ」と公言している。SPでは余裕を持って飛び、恐らくフリーでもう一度飛ぶ。SPでは4回転を入れなかった高橋だが、フリーでは飛ぶと明言。前回のトリノで4回転に失敗し8位に終わったリベンジはなるか。
 決戦の日は迫っている。

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