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[バンクーバー冬季五輪/フィギュアスケート女子シングルSP] キム・ヨナ、歴代記録を塗り替える演技。 

photograph byNaoya Sanuki/JMPA

photograph at2010/2/23

キム・ヨナ

彗星のように現れた韓国のスター。

 2月23日(現地時間)、五輪本番を迎えても、キム・ヨナは余裕の表情を崩さなかった。ライバルと目される浅田真央が緊張の面持ちで現れ、演技後に喜びを隠さなかったことと対照的だ。

 映画「007」のメロディーに乗って、いきなり連続3回転ジャンプ。164センチのキム・ヨナが、躍動感あふれる演技で会場を釘付けにした。浅田真央とは誕生日が20日しか違わない19歳。これが初めての五輪とは思えない堂々たる演技だった。最後のピストルを撃つポーズを待つまでもなく、胸を射貫かれたスケートファンも多いのではないか。
 得点は、78.50でダントツの1位。自身が11月のスケートアメリカで記録したばかりの歴代世界女子最高得点(76.28)を塗り替えた。

 韓国はもともとフィギュア不毛地帯だった。キム・ヨナはそこから彗星のように現れて、世界のトップに登り詰めた。スピード・スケートの躍進もあり、韓国では2018年冬季五輪誘致の期待も高まっている。
 キム・ヨナが2日後のフリーでも完璧な演技を見せれば、韓国にフィギュアで初の金メダルだけでなく、五輪開催の可能性さえ、もたらすかもしれない。
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