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<HONDA Method> ソルティーロが本田圭佑を超える日 連載第8回 「本田が示したスクールの方向性」 

text by

榎森亮太

榎森亮太Ryota Emori

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photograph byHONDA ESTILO

posted2013/10/01 06:01

<HONDA Method> ソルティーロが本田圭佑を超える日 連載第8回 「本田が示したスクールの方向性」<Number Web> photograph by HONDA ESTILO

8月中旬、ウルグアイ戦を前にソルティーロのスタッフとともに自主トレを行なう本田圭佑。

年間40校創設は全国展開への第一段階でしかない。

 実は、ソルティーロは8月に1年のノルマを立てたばかりなのです。年間40校創設――それは全国津々浦々300校という本田が掲げる構想の第一段階に過ぎません。ただ、現実的には相当厳しい。今は、目の前の目標を実現すべく場所の選定と人材の確保に奔走しています。しかも、僕らが目指すのはスクールの数をフランチャイズ的に増やすことではない。

 創設1年で9校開校しましたが、2年目はその4倍以上――自分たちのキャパシティを超える仕事量をこなしながら、決して質は落とせない。この2つの相反する命題をクリアするために最も重要なのは人材の確保です。本田のメソッドを薄めることなく、いや濃くしながら注入していく。年に数回の本田との邂逅は子供たちだけでなく、我々スタッフにとっても一瞬も見逃せない時間です。

<あなたと本田圭佑をつなぐ夢のQA
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