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[バンクーバー冬季五輪/フィギュアスケート女子・公式練習] 浅田真央、金メダルへのトリプルアクセル。 

photograph byTakuya Sugiyama/JMPA

photograph at2010/2/22

浅田真央

間に合った「復活」への闘い。

 2月21日(現地時間)、浅田真央がついに五輪本番の会場に姿を現した。
 現地入りした前日の会見では疲れた様子も多少うかがわせたが、この日は絶好調。笑顔でリンクに登場し、武器となるトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)も次々と成功させるなど、仕上がりの良さを印象付けた。

 今季の浅田は、ジャンプの不調に苦しんできた。10月にロシアで行われたグランプリシリーズ第2戦では、トリプルアクセルの失敗で大きく減点され、5位と低迷。12月の全日本選手権まではフィギュアの表舞台から遠ざかったかのようで、オリンピックへの出場を危ぶむ声さえあったのだ。
 浅田がキム・ヨナに勝利するには、トリプルアクセルという大技が欠かせない。この日の練習は、大会直前まで日本にとどまってのトレーニングの成果が如実に現れていた。多くの困難を乗り越える浅田真央の苦闘は、オリンピックに間に合ったのだ。
 会場にはコーチのタチアナ・タラソワの姿も。当初は1月の四大陸選手権で合流する予定だったが、高血圧の治療のためロシアを出られなかった。2人の再会は昨年10月のロシア杯以来だ。
 タラソワは浅田について「あの子は妖精。できないことは何もない」と語るなど、絶対的な信頼を置いてきた。浅田の方でも「五輪でたくさんの経験をしている先生のパワーが演技につながると思う」と語るなど、ベテランのコーチに信頼を寄せている。
 この日の公式練習には、同じく日本代表の安藤美姫と鈴木明子も参加。安藤は表情も明るく、演技も安定していた。24歳で初めてのオリンピックとなる鈴木明子も笑顔を見せるなど、順調な仕上がりを見せている。
 ショートプログラムまで、あと2日。トリノの荒川に続く金メダルを手に入れるため、日本フィギュアの最高峰が勢揃いした。
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