「代表には点を取りにいって勝つ姿勢を貫いて欲しい」

《半ば本気で、決勝進出くらいは十分にありうると思っていた》中田氏にとって、《日本はポテンシャルの半分も使い切れていないように感じた》。

　ザックジャパンの力を信じるからこそ、歯がゆさを覚えると同時に、期待も大きい。

《今の代表には、点を取りにいって勝つ姿勢を貫いて欲しい。そこにはリスクもあるし、90分間、強い意志を持ち、頭脳を明晰に保ち、そして走りぬかなければならない。でも彼らならきっとできるはずだ……》

　中田氏の400字×16枚に及ぶ真摯な「提言」は、日本サッカーに関わるすべての人々が一読すべき内容である。