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【日本ダービー】さあ、日本ダービーです! 

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posted2013/05/25 19:05

【日本ダービー】さあ、日本ダービーです!<Number Web>

東京10R 日本ダービー 芝2400m

◎12.サムソンズプライド

いよいよ日本ダービーですね。今年は80回記念ということで、例年にないほどのプロモーションが行われており、おそらくそれなりの注目度があることでしょう。競馬って面白いんだな!と、初めて見る方にも思っていただけるようなレースを期待するばかりです。

さて、昨年も指摘しましたが、この日本ダービーを予想する上ではいくつかの大事なポイントが存在します。昨年はフェノーメノを◎にして一定の成果が出ていますので、今年も同じ方針で攻めようと思います。

【日本ダービーの重要事項】

1.サンデー系×ダンチヒ系の好走率が高い
2.近年はキングマンボ系の重要性が高い
3.1800m以上でも好走しているマイル実績馬が穴
4.京都、阪神の外回り重賞実績

まず、『サンデー系×ダンチヒ系』というテーマから。もうこのポイントについては説明不要かもしれませんね。先週のオークスでもこの配合に該当するエバーブロッサムが2着に入っており、以前から提唱している『東京芝2400mG1のサンデー系×ダンチヒ系』の有用性は着実に証明されつつあります。

【過去に出走したサンデー系×ダンチヒ系】
12年2着フェノーメノ
09年1着ロジユニヴァース
08年1着ディープスカイ
08年5着レインボーペガサス(2着から3/4、クビ、クビ)
05年3着シックスセンス
05年18着シルクトゥルーパー
02年3着マチカネアカツキ

昨年もこの傾向を元に本命視したフェノーメノがしっかり仕事をしてくれました。先週のオークス予想でも指摘した通り、本当にこの条件との相性が抜群に良いんですね(詳細は先週の予想コラムをご一読いただければと思います)。ダービーでももちろん目が離せません。

もうひとつの血統ポイントが『キングマンボ系保持馬の好成績』ということ。これは、サンデーサイレンス直仔が姿を消してから、急速に勢力を拡大している血統傾向。それだけに、持つ意味は非常に大きいと考えています。

【ダービーにおけるキングマンボ系保持馬の好走例】
11年8人3着ベルシャザール(父キングカメハメハ)
10年7人1着エイシンフラッシュ(父キングスベスト)
10年5人2着ローズキングダム(父キングカメハメハ)
09年8人3着アントニオバローズ(母父キングマンボ)

サンデーサイレンス直仔がクラシック戦線から姿を消した07年と続く08年は、父か母父にキングマンボの血を持っている馬は1頭も出走していませんでした。出走があった09年から4年連続で馬券に絡んだという事実は、額面以上に重要だと考えています。昨年は唯一の該当馬ゼロスがさっぱりの競馬をしてしまいましたが、その一事をもってこの系統の重要性に対する評価を下げる必要は全くないと思います。

次に、『1800m以上でも好走しているマイル実績馬が穴』というポイントを紹介しておきます。

【ダービーで好走したマイル実績馬】
10年5人2着ローズキングダム(朝日杯FS1着)
09年8人3着アントニオバローズ(シンザン記念1着)
08年1人1着ディープスカイ(NHKマイルC1着)
08年6人3着ブラックシェル(NHKマイルC2着)
07年3人1着ウオッカ(阪神JF1着、桜花賞2着)
07年4人3着アドマイヤオーラ(シンザン記念1着)

このポイントについては、昨年から修正しています。昨年は『マイラータイプが穴』とし、潜在的なマイラーや将来的にマイルで活躍した馬もサンプルに加えて考えていましたが、過去に好走したマイル実績馬は、ほぼ全馬が1800m以上の距離の実績を兼備していました。実はこの点が重要だったんですね。例外はウオッカくらいのものですが、まあウオッカですからね、ちょっと別次元の考慮は必要でしょう。
上記のように、これまでにマイル戦実績があった馬が好走していることは大事なポイントですが、単純なマイラーでは厳しいと言わざるを得ません。過去、このレースに出走したマイル“のみ”実績馬はことごとく飛んでいます。昨年のアルフレードやジャスタウェイが分かりやすいですよね。マイル実績『も』ある馬が、ダービーで走りやすいと考えてください。

最後に『京都、阪神の外回り重賞実績』というポイントについて。

【関西圏の外回り重賞実績があったダービー好走馬】
12年7人3着トーセンホマレボシ(京都新聞杯1着)
11年1人1着オルフェーヴル(スプリングS:阪1800m外で施行1着)
11年8人3着ベルシャザール(スプリングS:阪1800m外で施行2着)
09年5人2着リーチザクラウン(きさらぎ賞1着)
09年8人3着アントニオバローズ(シンザン記念1着)
08年1人1着ディープスカイ(毎日杯1着)
08年12人2着スマイルジャック(きさらぎ賞2着)
07年3人1着ウオッカ(阪神JF1着、桜花賞2着)
07年14人2着アサクサキングス(きさらぎ賞1着)
07年4人3着アドマイヤオーラ(シンザン記念1着)
06年1人1着メイショウサムソン(きさらぎ賞2着)
06年7人3着ドリームパスポート(きさらぎ賞1着)

まあこれが全てだとは言いませんが、毎年のようにこのポイントを満たした馬が馬券になっているので、やはり意識した方がいいでしょうね。2~3歳春の段階で関西圏の外回りは意外と底力が必要になるので、その経験値が活きるという理屈だと思います。

以上の4点が日本ダービーを予想する上で大事になるポイント。すべて満たしていれば言うことありませんが、昨年のフェノーメノがそうだったように、決してすべての要素を満たしている必要はありません。こういったテーマでふるいを掛け、そこから加点材料と配当のバランスを考えて本命馬を選ぶという作戦が有効じゃないでしょうか。

それでは、まずは買うかどうか検討すべき馬をピックアップします。

1.キズナ(毎日杯、京都新聞杯1着)
2.コディーノ(キングマンボ系保持、マイル実績)
6.ラブリーデイ(キングマンボ系保持)
10.タマモベストプレイ(きさらぎ賞1着)
11.テイエムイナズマ(SS×ダンチヒ、デイリー杯2歳S1着)
12.サムソンズプライド(キングマンボ系保持)

上記が今年の検討対象馬。さあどれを選びますか。

今年は、キングマンボ系保持馬の12.サムソンズプライドに期待します。
ここに来て3連勝と勢いに乗っているメイショウサムソン産駒。使い倒してドンドン強くなるのは父メイショウサムソンや、同じオペラハウス系のテイエムオペラオーにも共通した欧州底力血統の特徴的な面。さらに、母父にキングマンボを持ち、母母の系統は名牝系のダイナカール。地味な印象を抱かれがちですが、血統的には大舞台でグンとパフォーマンスを上げて不思議ないハイレベルなバックボーンを持っているんですね。
明らかにペースの恩恵を受けた連勝であることは否定しませんが、それで評価が落ちているようなら絶好の狙い目だと思いますよ。血統的にはもっと厳しいペースの方がパフォーマンスは上がるでしょう。むしろ、流れが不向きだったから平凡な内容になっただけで、厳しい競馬ならさらにパフォーマンスは上がったと考えることはできます。ローテーションは詰まっていますが、超高速決着となった皐月賞組より余力は残っていると思います。是非、思い切って勝負に行ってもらいたいですね。楽逃げなど必要ありません。ガンガン攻めて底力勝負に持ち込めば、チャンスはより広がります。

末筆ながら、皆様が良いダービーを迎えられますよう、お祈りいたします。

※日本ダービー(G2)の勝負馬券は5/25(土)20時にうまスクエアサイト『穴馬券ネオメソッド』で公開!

【by境和樹】

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