他球団を渡り歩いたジャーニー・マンは地獄の使者!?

●ブルックス・コンラッド（阪神）　内野手　推定年俸　6800万円

Tessy　「コンラッドといえば映画『地獄の黙示録』の元となった本の著者、ジョセフ・コンラッドを思い出しますね。原題は『闇の奥～Heart of Darkness～』で、地獄とか闇とか、復活を期する阪神にとっては縁起でもない単語が続きますが、野球には全く関係ありません。オープン戦を見る限り、選球眼もいいし日本野球には対応できそうですね」

Toyo　「もう盛りは過ぎているのかもしれないですけど、アトランタで見た時は、スイッチバッターで感じのいいスイングをする打者で長打力もありそうでした。バリー・ボンズの母校である名門アリゾナ州立大学出身。元カープのサファテと同級生ですね。ポジションはセカンド、サードをやりますが……阪神はどこを守らせるつもりなんでしょ」

Tomo　「コンラッドっていかにも多球団を渡り歩いたジャーニー・マン、苦労人って感じですよね。とても気さくないい人らしく、渡り歩いた各球団のファンから日本での活躍を願う声が上がっているほどです。左右で違う形のバットを使ったり、アメリカ人にはあんまり見ない職人気質の選手なので、阪神で良い友達でも作ればうまく馴染んで活躍できるかもしれませんね。ただ、中村GMが2分見て決めたっていうビデオには一体何が映っていたのでしょうか。それが一番気になります（笑）」

★ブルックス・コンラッド注目ポイント「中村GMが2分で惚れた“何かしらの力”の正体」

全身バネのスポーツ万能タイプで選球眼も◎。

●フレッド・ルイス（広島）　外野手　推定年俸　4000万円

Tomo　「カープはToyoさんの専売特許なのでお任せいたします」

Toyo　「それではお言葉に甘えて…そうですね。まず去年、うちの妻がバーで飲んでいた時に私に電話がありまして、『い、い、今私の隣にさふぁて？　っていうカープの選手がいるから電話代わるわね』と素っ頓狂なことを言い出したのでサファテに代わって少し話したんですよ。そこで『来年もカープでやってください』と言ったら『俺もそう願っているよ』と答えてくれました。紳士でしたね。出てったけど」

Tessy　「……新外国人のコーナーですから、前向きに行きましょうよ」

Tomo　「ホラ、カープはフレッド・ルイスを獲ったじゃないですか。彼は全身バネという感じのスポーツ万能タイプで、体型もかつてのダリル・ストロベリーを彷彿とさせますね。にもかかわらず、ボールをよく見てちゃんとカウントを稼げるタイプ。ってことは、性格的にはストロベリーとは正反対で辛抱強いのでしょう。さらに、高校生の時に入団はしませんでしたけどモントリオール・エクスポズにドラフトされています。両球団の大ファンのToyoさんにとっては思い入れもあるのではないですか？」

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