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京都芝1200mは、普通とちょっと違います/京阪杯 

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posted2012/11/23 22:00

京都芝1200mは、普通とちょっと違います/京阪杯<Number Web>

京都11R 京阪杯 芝1200m

◎17.マコトナワラタナ

昨年のこのレースを予想した際にも指摘したことですが、京都芝1200mで行われる重賞は、一般的な芝1200mとは異なる適性が要求されます。
通常であれば、芝1200はダート血統の領域です。そうでなくても、バクシンオーに代表される直線的なスピード能力に長けた血統が走りやすいものです。欧州血統では根本的なスピードが不足し、サンデー系の瞬発力タイプでは、差し遅れるのが通常なんですね。
しかし、この京都芝1200mだけは傾向を異にします。シルクロードSは鈍足馬が間に合うことが多いですし、この京阪杯は、欧州血統保持馬が馬券に絡むケースが非常に多くなっています。
血統傾向をベースにしていない方にとっては何てことないかもしれませんが、私のようなスタイルで予想する者にとっては、この差は非常に大きいものです。開催最終盤の馬場の影響があるのでしょう、このレースにおいて、単調なスピードタイプはまず失速します。欧州的なスタミナと底力がないと、最後まで能力を出し切ることは厳しい、それだけタフな条件であると考えましょう。

[京阪杯における欧州血統保持馬]
11年3着ワンカラット(父ファルブラヴ)
10年1着スプリングソング(母父トニービン)
10年3着モルトグランデ(父ウォーチャント)
09年1着プレミアムボックス(母父ターゴワイス@セントサイモン系)
09年3着ヘイローフジ(父キングヘイロー)
08年1着ウエスタンダンサー(母父オペラハウス)
08年3着スプリングソング(母父トニービン)
07年1着サンアディユ(母父カーリアン)
07年2着ペールギュント(母父リファール)
06年1着アンバージャック(母父アーミジャー@ブラッシンググルーム系)

欧州血統保持馬が、同時にダート血統も持っていることが多く、意外と盲点になりがちですが、トータルで考えると重要性がより高いのは、先述の通り欧州血統です。これは、同じく京都芝1200mで行なわれるシルクロードSの傾向と合わせて考えることで、より鮮明になります。あのレースも、重厚な鈍足血統が意外と間に合ってしまうという特徴があります。
ちなみに、昨年の私の本命馬は5番人気3着のワンカラットでした。やはり、欧州血統保持馬というテーマで選び出しました。

今年は17.マコトナワラタナが本命馬。昨年のワンカラットと同じファルブラヴ産駒ですね。こういう血統は、通常のスプリント戦においてはスピード不足が明らかなので軽視するのが筋ですが、ここまで書いてきたとおり、京都の芝1200m重賞においては逆に重要性が増すわけです。
前走は追い込み届かず6着に終わりましたが、馬場傾向が当時とは全く異なる今なら、前進を期待することは可能。今度はズバッと差し切るシーンが描けます。

※京阪杯の勝負馬券は11月24日(土)11時にうまスクエアサイト『穴馬券ネオメソッド』で公開致します。

【by境和樹】
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