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FW永井雄一郎「僕の心は離れなかった」 

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posted2012/11/13 13:43

J2:横浜FC◆横浜FC 3-2 岐阜◆11日◆ニッパ球

 「上を向いたらボールが目の前に浮いていて押し込むだけだった」。2-2で迎えた84分、FW永井雄一郎(33)が、値千金となる決勝点を挙げた。終盤の劇的な決勝点で、横浜FCは4位までに与えられるプレーオフのホーム開催の権利を獲得した。

 今季の永井は腰痛やふくらはぎ痛に苦しんだ。けがを治しても好調を続けるチーム事情もあって、ベンチにすら入れない日々が続いた。それでも、永井は孤独を感じることはなかった。「チームメート、スタッフが声をかけてくれた」。リハビリメニューに付き合ってくれたトレーナーはもちろん、永井の何気ないいたずらに仲間らは笑顔で応じていた。また、リハビリ時に日課にしていた練習後のロードワークには広報が付き添ってくれた。

 「チームから僕の心が離れないようにしてくれていたので自分がチームに戻ったときにチームのために何ができるのかを冷静に考えることができた」。

 ラスト3試合でチームに合流し、最後に大仕事を成し遂げた永井。大事な終盤戦でチームの勝利に貢献した彼の原動力は、支えてくれた仲間への感謝にほかならない。(横浜FC担当記者・杉山 文宣)

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