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あなたはいつの時点で諦めましたか?
'12年、みんなのペナント終戦記念日。
【パ・リーグ編】 

text by

村瀬秀信

村瀬秀信Hidenobu Murase

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photograph byKyodo News

posted2012/10/11 10:31

あなたはいつの時点で諦めましたか?'12年、みんなのペナント終戦記念日。【パ・リーグ編】<Number Web> photograph by Kyodo News

9月25日、今季限りで退任の方針が一転、電撃解任されたオリックスの岡田監督。

 前回の記事に続いてのシーズン終了特別編、「2012年、みんなのペナント終戦記念日」。各球団の熱烈なファン、球団関係者、野球マスコミ関係者などに「あなたのチームが今年のペナントレースで負けたと確信したのは何月何日どこの試合、どの場面か」とのアンケートを取るという、まだ乾いていない傷口をエグり出そうという趣味の悪いこの企画。今回はパ・リーグ編です。

 最近、文字数多すぎ。もっとWeb読者の特性を考えろよ、と昨日神宮で会った旧知の編集者に文句を言われたのでとっとといきます。

オリックス・バファローズ(7月7日、自力優勝消滅)

 昨年勝率1毛差でCSを逃したオリックス。シーズン前には何人かの野球解説者が優勝候補に名前を挙げるなど、3年目を迎えた岡田体制がいよいよ結実するかに思えたが、前半戦から主力に故障者が相次ぎ、チームワーストの12連敗を喫するなど、最後まで浮上することなく終戦。岡田監督は今シーズン全日程終了を以て退任となるはずが、9月25日には一転休養→解任が通告されるなど後味が悪すぎるシーズンとなった。

「開幕ゲームになる3月30日ソフトバンク戦(ヤフードーム)に、エースの金子が故障で間に合わないというニュースを聞いた時点で嫌な気配はしていました。でも、去年もそうでしたし、今年はすぐに復帰できそうだったんで、シーズンがはじまればしれっと復帰して通常営業してくれると思ったんですけどね。最下位決定してから帰ってきても遅いよ……」(牧原さん)

「5月17日、巨人戦(東京ドーム)の1回裏の守りで坂口がダイビングキャッチ。肩を脱臼して今季絶望になった瞬間ですね。タンカで運ばれていくあの映像はショックだった。今年は投手も野手もけが人が多すぎ。呪われているんじゃないでしょうか」(井出ホさん)

「具体的な試合というわけじゃないけど、5月から6月にかけて、サインミスなどプロとして致命的なミスが多かった。特に目立ったのは走塁ミス。オーバーランとかエンドラン失敗とか盗塁ミスとか岡田監督がイライラしているのが目立ち始め、この頃からチームの歯車が狂い始めた気がする。

 結局、サインが伝わらないっていうのはコミュニケーションの問題。今振り返れば、今年はずっと監督がイライラしていて、いい結果を残した時よりも『打てない』、『言うことをきかない』、『めった打ちにされる』、『ボールが甘い』など悪いことばかりを責めるようになっていましたね。あれじゃ選手が萎縮し、反発するのも当然。岡田監督は悪い人ではないと思うけど、やり方が合わなさすぎた」(木佐貫推しさん)

【次ページ】 岡田監督がブチ切れ、そして捕手がいなくなった……。

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