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デンマーク 

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posted2010/06/01 00:00

デンマーク<Number Web>

  ポルトガルやスウェーデンと同居した予選を堂々の首位通過。かつて「ダニッシュ・ダイナマイト」と称賛された勢いはないものの、北欧の雄・デンマークが2大会ぶりに世紀の祭典に戻ってきた。
  前回のドイツ大会、EURO'08で予選敗退を喫しながらも続投したオルセン監督は、現実的な戦い方を徹底。絶対的エースは不在だが、優れた守備力をベースとした切れ味鋭いカウンターで“負けない戦い”を展開する。
「選手全員が自分たちのプレースタイルを理解している。それこそが大きな強みだ」というオルセン監督の言葉通り、指揮官が10年の歳月をかけて築き上げたチームの特長は、その圧倒的な組織力にある。
  トマソン、ロンメダール、C・ポウルセンといった、日韓W杯にも出場したベテランへの依存度が高いのは気になる。しかし、ベントナー、キアルら若手が主軸に成長したのに加え、今年1月には国内組を集めてタイで開かれたキングス杯に出場するなど、新戦力の底上げも進んでいる。
  攻守のバランスに優れ、北欧特有のフィジカルの強さも備えた安定感のある好チーム。爆発力はないが、大崩れの心配もない。対戦する日本としてはオランダ、カメルーン以上に戦いにくい相手と言えるかもしれない。日本同様、デンマークにとっても今回が4度目のW杯。だが、大きく異なるのはデンマークは過去3回すべてで決勝トーナメントに進出している点である。

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