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<マラソン> 24時間テレビの伴走でお馴染みの坂本雄次さんに100kmマラソンとフルマラソンの走り方を聞いた。 

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吉崎エイジーニョ

吉崎エイジーニョ“Eijinho”Yoshizaki

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posted2012/05/03 08:00

<マラソン> 24時間テレビの伴走でお馴染みの坂本雄次さんに100kmマラソンとフルマラソンの走り方を聞いた。<Number Web> photograph by Sports Graphic Number
Doスポーツのプロに話を聞き、運動する楽しさを伝えるこの企画。
今回は24時間テレビの目玉コーナー、チャリティマラソンのあの方を直撃!

 春だし、新しいチャレンジに挑むぜ! 大阪マラソン完走はもう5カ月前の話になる。そろそろ次、行ってみようじゃないかと。担当編集者に「言葉が全く通じないギリシャでフルマラソンを走る!」と提案したがあっさり却下。で、会議中にこんな候補リストを見せられた。

24時間テレビでは、走っているタレントの足の具合をチェックするのも仕事。

 自転車に乗る。トライアスロン。大阪マラソンでサブフォー。富士山登頂。100kmマラソン……。

 ふざけるな!! と、その場で資料をビリビリに破り捨てた。当たり前のことを当たり前にやったって、当たり前に過ぎんだろ!! と。そして即刻宣言した。

「二つ同時にやったるわい。100kmマラソン完走して、ついでに11月の大阪マラソンでサブフォーを達成する!」

 まあ通常なら「ハーフマラソンあたりで場数を踏んで、フルに再挑戦」と考えるところじゃない? でもオレは2倍以上走って、その勢いで4時間切りをめざす。初マラソンでは5時間45分かかったから、2時間近く短縮するぜ!

 当然、今回もかっなり偉いヒトにご登場いただいた。ランニングプロデューサーの坂本雄次さんだ。オレ自身もテレビで見たことがある。そう、あの24時間テレビのマラソンで、数多くの芸能人をサポートし続ける「完走請負人」だ。

「100kmをやれば、フルマラソンは楽に感じられる」

100kmへの道も、まずは基本のストレッチから。にしても体固すぎじゃない?

 ご自身にトップレベルでの競技歴はない。勤務先の東京電力陸上部の監督を務め、退社後、'92年から24時間テレビでの仕事を続けるその語り口はすごくオープンで、明快だった。

――100kmのついでに42.195kmで2時間短縮なんぞ可能なんでしょうか。

「可能です。100kmをやれば、フルマラソンは楽に感じられると思いますよ」

――えーっ、あの……むしろ「デタラメだ」とぶった切ってほしかったりして。

「もちろん100kmマラソンの後半のきつさは覚悟が必要です。相当な覚悟が。14時間近く動き続けるわけですから」

――じつは長距離をゆっくり走り続ける点には少しだけ自信があります。それでフルマラソンのタイムが短縮しますか?

「体力のゲージを大きくしていくイメージですよ。そこが大きくなると、スピードを出しても大丈夫になりますよ」

【次ページ】 コーチとの信頼関係が完走につながったはるな愛。

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