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競泳日本選手権では新記録が激減。
“高速水着”も禁止で実力勝負へ! 

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松原孝臣

松原孝臣Takaomi Matsubara

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photograph byTakao Fujita

posted2010/04/28 10:30

競泳日本選手権では新記録が激減。“高速水着”も禁止で実力勝負へ!<Number Web> photograph by Takao Fujita

日本選手権3日目、男子100m背泳ぎで古賀淳也が53秒49で2年連続2回目の優勝。今回の目標「入江君に勝ちたい」は達成したものの、レース直後2人で「遅いね」と言い合った

パンパシフィック選手権で次世代の台頭はあるか?

 ただ、彼ら実力者たちが順当に勝ったということは、若い選手の台頭があまり見られなかったことをも意味する。

 今シーズンに入り、10代半ばから後半の世代に将来を嘱望される選手たちが現れてきていた。日本選手権で飛躍を遂げることはできず物足りなさが残ったが、その注目すべき次世代の選手たち高校生7名が、今年8月にアメリカで行なわれるパンパシフィック選手権の代表49名に名を連ねた。

 日本選手権で実力者たちとともに過ごし、彼らに果敢に挑む中で飛躍のきっかけをつかめたかどうか。ロンドン五輪へ向けての大いなるスタートになったと願いたい。

 高速水着が世界的に禁止され、本来の競泳に戻ったと言ってもよい今日の競泳界で、世界での正確なポジションを知るためにも、夏のパンパシフィック選手権、秋のアジア選手権は重要な試金石となるはずだ。

■関連コラム► 超高速化の時代を経て、今季の水着はどうなる? (10/02/23)
► 上野広治 「競泳日本代表を革新した男」 ~お家芸復活の舞台裏~ (10/01/18)

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