SCORE CARDBACK NUMBER

W杯の優勝トロフィーが
日本にやってくる。
~日本で触れるのはふたりだけ!?~ 

text by

川上康介

川上康介Kosuke Kawakami

PROFILE

photograph byGetty Images

posted2010/04/14 06:00

W杯の優勝トロフィーが日本にやってくる。~日本で触れるのはふたりだけ!?~<Number Web> photograph by Getty Images

前大会はイタリアがトロフィーを手にした。ツアーの詳細はhttp://fifa.cocacola.co.jp/

 純金製で高さ36.8cm、重さ6175g。ワールドカップの優勝トロフィーに触ることができるのは、歴代優勝チームのメンバーと各国国家元首のみ。つまり日本であのトロフィーに触れることができるのは、天皇陛下と鳩山由紀夫首相しかいない。W杯に3回出場した中田英寿ですら、昨年12月に南アフリカに行くまでトロフィーの実物を見たことがなかった。

「やはり存在感がすごい。ペレやジーコ、マラドーナと同じようにたくさんの人をサッカーに巻きこんでいくパワーを感じました」

 彼がトロフィーを見たのは、自身がアンバサダーを務める「コカ・コーラ FIFAワールドカップトロフィーツアー」のイベントが南ア第2の都市、ケープタウンで開催されたときだった。カウントダウンとともに除幕され姿を現したトロフィーは、ガラスケース越しとはいえライトを浴びてキラキラと光り輝いていた。中田にとっては、トロフィー以上にそれを見ていた観客たちの満面の笑顔が印象的だったという。

「あのトロフィーを見たら、絶対にワールドカップを観戦したくなる。サッカーに興味を持つきっかけになると思います。僕はこれまでメダルとかトロフィーといったものに興味がなかったけど、あのトロフィーだけはさすがに別格だと思いました」

世界86カ国を回るワールドカップ版の“聖火リレー”。

 前回大会から始まったトロフィーツアーは、昨年9月にスイスを出発、世界86カ国89都市を7カ月以上かけて巡回し、各地で歓喜の輪を広げている。さながらオリンピックの聖火リレー。ツアーのためにチャーターされたトロフィー専用機の移動総距離は、地球3周分の13万4017kmにも及ぶという。

 そしてこの4月、日本にもトロフィーツアーがやってくる。4月23日、まず羽田空港で到着セレモニーが行なわれ、25日には東京・ラフォーレミュージアム原宿で一般公開。一緒に記念撮影をすることもできる。この期間、原宿周辺ではW杯に関連したさまざまなイベントが催され、トロフィーの“来日”を盛り上げる予定だ。

 6月の大会本番を前に、トロフィーツアーで盛り上がる予行演習をしておくのもいいかもしれない。

関連キーワード
中田英寿
南アフリカW杯

ページトップ