世の不景気などどこ吹く風、といわんばかりに、またもや巨額の金が飛び交っている。
大リーグの話だ。
FAのアルバート・プーホルスがエンジェルスと10年総額2億4000万ドルの契約を結んで世間を驚かせたのはつい先日のことだが、今度はこれまたFAのプリンス・フィルダーが、それに劣らぬ大型契約を成立させた。
迎え入れたのはタイガースだ。
契約は9年総額2億1400万ドル。総額2億ドル以上の金が動いたのは、Aロッド、プーホルスに次いで史上3人目となる。
フィルダーにつきまとう巨漢選手のジンクス。
しかし、フィルダーにそれだけの価値があるのだろうか。
最大の不安はあの体型だ。177cm/124kgという数字は、とてもアスリートの身体つきとはいいがたい。父親のセシル・フィルダーも太っていたが、身長は息子よりも10cmほど高かった。
セシルの全盛期は26歳から32歳までの間だった。この間の平均本塁打数は年間37本。立派な数字だが、33歳からは急激な凋落がはじまり、35歳で引退を余儀なくされた。
セシルに限らず、巨漢選手の凋落は早い。'60年代にオリオールズで主軸を打ったブーグ・パウエル(一塁手)、'70年代にフィリーズで活躍したグレッグ・ルジンスキー(左翼手)、'80年代にツインズの一塁を守ったケント・ハーベック。彼らはすべて、判で捺したように33~36歳で引退した。
そういえば、'90年代にはレッドソックスの一塁手モー・ヴォーンがいた。一時はMVP候補に挙げられるほどの強打を誇ったが、100kgを超える体重はやはり負担になっていたのだろう。35歳のときの故障が原因となって、この選手もあっけなく現役を退いてしまった。
<次ページへ続く>
スポーツ・インサイドアウト バックナンバー
- 新戦力の補強と2大激戦区。 ~今季のMLBに漂う混戦の気配~ 2012年2月10日
- バロンドールとえこひいき。 ~各人各様の投票内容を読む~ 2012年1月14日
- 爛熟プーホルスと新興ダルビッシュ。 ~ア・リーグ西地区の注目新対決~ 2011年12月30日
MLB ニュース
ダルの動き米メディア大きく報道 キャンプインで
2012年2月24日(金)15時32分 - 共同通信
【サプライズ(米アリゾナ州)共同】米大リーグ、レンジャーズのダルビッシュ有投手が23日にアリゾナ州サプライズでキャンプインした様子を、米メディアは大きく報じた。大リーグ公式サイトは「狂騒の中で初ブル…記事全文
MLB コラム
-
[SCORE CARD]
ラルーサを球宴の監督に。辣腕コミッショナーの決断。~際立つバド・セリグの統率力~ -
[スポーツ・インテリジェンス原論]
ヤンキースの評価は次の次で……。松井秀喜が格安年俸で勝負に出る!? -
[MLB東奔西走]
「今年死ぬかもしれないですね」黒田博樹が語るヤンキースでの覚悟。


















![[フット×ブレイン] テレビ東京系列 毎週土曜よる11時30分キックオフ!](/mwimgs/0/d/280/img_0d80d3e30aca41244adfd1e65fe6508c10000.gif)











