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石川遼も絶賛する米国の“飛ばし屋”、
B・ワトソンとの一騎打ちはなるか!? 

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雨宮圭吾

雨宮圭吾Keigo Amemiya

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photograph byGetty Images

posted2012/01/04 10:30

石川遼も絶賛する米国の“飛ばし屋”、B・ワトソンとの一騎打ちはなるか!?<Number Web> photograph by Getty Images

昨年のプレジデンツ・カップでの石川遼とババ・ワトソン。お互いに飛ばし屋を自認するだけあって、ドライバーショットでは会場が大いに沸いたという

 米ツアーの公式サイトで「Top 100 Players to Watch(2012年の注目選手トップ100)」という企画が昨年末に行われていた。ツアーが選んだ選手をランキング形式で毎日順番に発表していくもので、この企画が始まった2009年から3年連続で1位だったタイガー・ウッズは今回6位だった。「当然1位だと思っていた」「もっと低くてよかった」などファンのリアクションは様々。誰もが納得するランキングなど作りようがないのは承知の上で、こうした論点や視点をファンに与えるだけで十分に価値のある試みになっている。

 そこで石川遼にも聞いてみた。

 米ツアーで自分がギャラリーだったら誰を見るのか。どの選手のどんなプレーが面白いのか。

「え~、誰かなあ……」

 すらすらと答えが出てくるものだと思っていたら、意外にも難しい顔をして考え始めてしまった。

「ルーク・ドナルドのアイアンショットとか、ウェブ・シンプソンのパッティングとかは?」とこちらからも名前を振ってみるのだが、どうにも反応が鈍い。同じプレーヤーとして感嘆することはあっても、ギャラリーとして見て楽しいかというとそれはまた別の話なのかもしれない。

石川の“No.1 Player to Watch ”は米ツアー屈指の飛ばし屋。

 しばらく考えた石川は自らも対戦経験のある1人の選手の名前を挙げた。

「ティーとかバンカーの配置とかピンポジションによってスライスとフックを打ち分けて攻める。それも1~2mのドローとかフェードじゃなくて、もっと15mぐらい曲がる球で攻めるからそれは面白いですよね」

 昨年11月のプレジデンツ・カップではダブルスで2敗を喫したものの、最終日のシングルスでは白星を奪い返して雪辱を果たした。3日間も間近で回ったことで、余計に印象は強まったのだろう。

 石川が選ぶ“No.1 Player to Watch ”、それは米ツアー屈指の飛ばし屋のババ・ワトソンだった。

【次ページ】 300ヤードを楽々飛ばすレフティーは「見ていて面白い」。

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