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<マラソン> 10.30“大阪マラソン”をランニング初心者が走ってみた。(前編) 

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吉崎エイジーニョ

吉崎エイジーニョ“Eijinho”Yoshizaki

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posted2011/12/07 06:00

<マラソン> 10.30“大阪マラソン”をランニング初心者が走ってみた。(前編)<Number Web> photograph by Sports Graphic Number
ランニング超初心者である筆者がとうとうあの市民マラソンに挑戦!
府を挙げてのこの一大イベントで果たして完走することが出来るか?
前日のパーティで乾杯の音頭をとった橋下知事(当時)。吉崎氏への挨拶は無かった

 走ってきたぜ! 大阪マラソン。人生初の42.195kmは、ハチャメチャな道のりになった。

 練習期間は実質2カ月。しかも最長到達地点25kmという状態で本番1週間前を迎えた。不安になり、100kmマラソン世界記録保持者の砂田貴裕師匠に再指導を仰ぐ。「上体の力を抜きつつ、腕を振って」と言われたが、体得できず。やむなく「まず上体の力を抜き、下半身だけで走る。しんどくなったら腕を振る」という作戦で本番に臨むことに。超我流の「上半身・下半身分離走法」だった……。

 本番前日に現地入り。ゼッケンをピックアップに、南港のインテックス大阪へ。ここで一転、気持ちがデカくなった。企業ブースやフードコートがあり、完全なお祭りムード。「これ、選手たるオレのために準備されてるんだ」という高揚感に浸れた。まあ選手は3万人いるんだが。前夜祭では橋下知事(当時)の「大阪マラソンは私が提唱した」というスピーチも聞いた。

師匠から「最初の5kmは歩けば?」と勧められていたが……。

スタートしても最初は大阪城の周りをゆっくりと歩くだけ。仕方がないかな

 10月30日、朝8時20分。大阪城近くのスタート待機エリアに入った。編集担当とカメラマンが去ると、ポツンと一人になった。スタートまでの40分、気を紛らすため携帯でツイッターをイジイジする。

 9時、スタートの号砲が鳴った。しかし……A~Qエリアのうち「N」に配置されたオレ周辺は、一歩も歩みが進まなかった。

 10分後に動き始め、そこからさらにゆっくりと10分ほど走り、スタートラインへ。万全の状態で第一歩を記すはずが、すでにそこまでの1時間で、喉が渇き、加えて尿意を催してしまった。

 さらに不慣れなスタート準備のため、重要な点を忘れてレースに臨んでいた。砂田師匠から「最初の5kmは歩けば?」と勧められていたが、ド忘れ。歩こか、走ろか。2つの意識が混在する一方で、街頭応援の盛り上がりが楽しくて仕方がない。デジカメで写真を撮りまくった。すると応援のオッちゃんに言われた。

「兄ちゃん、ちゃんと走りや!」

【次ページ】 居酒屋スタッフに感じた「これぞ、市民マラソン!」

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