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[バンクーバー冬季五輪] オリンピックを連覇する!! “生ける伝説”の選手たち。 

photograph byNaoya Sanuki/JMPA

シャニー・デービス
五輪連覇と“生ける伝説”。

 トリノ五輪で個人種目では黒人初となる冬季五輪の金メダリストとなった、スピードスケートの米国代表シャニー・デービス。トリノでの金・銀メダル獲得に続いて、バンクーバーでも1000mにおいて圧倒的なタイム差で優勝、1500mでも銀メダルを獲得するなど、この4年間に積み上げてきた実力を王者の風格でもって示した。
 そんな彼もこの4年間を順風満帆に生きてきたわけではない。彼は米国スピードスケート連盟と絶縁状態にあるのだ。記者会見のボイコット、練習はいつもひとり、五輪選手団のガイドブックにプロフィールを載せないなどなど。発端は、ソルトレイクシティ五輪から続いている連盟の代表選手選考にまつわる疑惑なのだが、ここまで徹底的に反目しあうのは異常事態だ。そんな選手でも実力を評価し自国の代表とするアメリカという国の懐の深さにも、つくづく感心させられるが……。

 今大会には他にも連覇を成し遂げたスーパーマン(&ウーマン)がいる。
 スノーボード・ハーフパイプのS・ホワイト(米国)、スノーボードクロスのS・ウェスコット(米国)、女子ショートトラックのワン・メン(中国)。複数人エントリーでは、ボブスレー男子2人乗りのA・ランゲ&K・クスケ組(ドイツ)、カーリング女子のスウェーデンと男子のカナダ、バイアスロン女子24kmリレーのロシア、スキージャンプ団体のオーストリア、女子パシュートでは日本代表を打ち負かしたドイツも連覇を達成している。そしてアイスホッケー女子のカナダ代表は、なんと3連覇を成し遂げているのだ。
 どの選手もまさに“生ける伝説”と言っていい人物ばかりだ。そして、デービス同様、あらゆる困難を乗り越えてこの4年間を戦い抜いた、その生き方そのものが輝いている。彼らこそ「メダルによって輝く選手」ではなく「メダルを輝かせる選手」なのだ。

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