言わせろ!ナンバー<結果レポート> F1のコスト削減策は正しいか?

<結果レポート>F1のコスト削減策は正しいか?

編集部より

 F1のコスト削減案問題は、ちょっと分かりにくいテーマ。F1世界選手権を公認するFIAが、なぜ年間活動予算総額を上限4000万ポンドに抑えようとするのか。なぜチーム側がコスト削減案に反対するのか。考えるのも面倒な話題。投票が集まるのかと不安でしたが、予想外にたくさんのご意見をいただきました。ナンバーの誌面に掲載したご意見のほかにも、熱いコメントが多数。しかも、どのコメントも、しっかり書き込まれているのです。F1ファンが実は議論好きであることが判明しました。

 今回のコスト削減案問題のほかにも、F1にはまだまだ議論すべきポイントがあります。またテーマを決めて、熱く話し合いましょう。

ユーザーの声

異なる規制化で“世界最速”を争うはおかしい 57.1%

  • なに今頃になってそんな無粋なこと言ってるんですか。
    お金の話をするならやめちぇばいいんですよ。
    環境対策とかも同様で、そんな中途半端で偽善的な取り組みをすることに実質的な価値なんて何もないです。
    本気で環境対策に取組むF1をやるなら電気自動車でやればいいんですよ。 【20代・男性】

  • 今期のブラウンGPの躍進振りを見ていると、カネをかければ強いと言う命題が揺らいでいるのではないかと思うし、SUPER AGURIがF1のコミュニティの中で支持を受けていたのを見てもカネがないならないなりの戦い方をすればよく、それを評価するシステムを作ればいいだけのことではないかと思う。

    ファンが「ハンデ戦」を見たいというのであれば、暫定的に数ラウンド試してみればいいのではないかと思うが、「世界最速」を争うのであれば、そのレギュレーションは矛盾していると思う。 【30代・男性】

  • レギュレーション変更でマシンの研究・開発を求めながら、そのコスト削減させるという矛盾。新規参入の促進やチームの定着を狙うためとはいえ、1シーズン通してハンディを課すのは合点が行きません。
    “モータースポーツの最高峰”であるF1の敷居を低くして欲しくはないです。 【30代・男性】

  • コスト削減には賛成であるが、FIAのやり方に現実味が無い。
    FOTAの提案の方が、現実味がある。
    また、問題の根本は、FIAの独裁的なやり方にあると思われる。
    各GPの主催者や、テレビ中継局に対し、莫大な金額を要求し、チームへの配当金は少ないまま。破産に追い込まれる主催者、チケットが高すぎて、客が入らないレース。

    いっそのこと、FOTAが独立して、別の選手権を行ったほうがよいと思われます。 【40代・男性】

  • F1が最高峰を謳うカテゴリーであり続けたいならバジェットキャップ導入は見送るべき。

    最高の技術を持ったクルマでレースをするにはお金が掛かるのは必然。既存技術の向上、新技術の開発、いずれにも経費は必要でしょう。特に新技術が開発できなくなるようではF1が真の「最速」たり得るかに疑問が残る。

    現在のテストやエンジン開発の規制、あるいは新レギュレーション導入で競争力の均衡化も費用抑制もある程度達成されているはずで、これ以上に「本当に費用を削減する必要がある」と感じるのであれば、それは各チームの自助努力によって行われるべき事だと思う。

    クルマに掛けられる費用が一定となれば、配分こそ各チームの優先順位で変われど事実上の「ワンメイク」。F1は育成カテゴリーでは無いはず。過度に均衡をされても逆に見所が掴みにくくなるリスクもあると思う。

    プロスポーツに経済格差がついて回るのは仕方のない事で、それがドラマを生む事だってあるはず。「大番狂わせ」は楽しくもあり、時に感動的なシーンを演出する事もあると思う。そういう判官贔屓的な楽しみ方もファンに残しておいてもらいたい。 【30代・男性】

F1はカネがかかりすぎ、コスト削減策は妥当 28.6%

  • 最も大きいと言われた自動車メーカーが潰れる時代ですから、ある意味規制を主催者側で用意しないと、何の競争か分からなくなりますね。自動車業界(?)のためにも、莫大なお金が投入されている興行という見せ方は避ける方が、今は望ましいと考えます。
    いちおう、口では規制を敷いておいて、誰かがそれを破っても、黙認することにもなるでしょうから。

    日本を代表する企業のトヨタさんは反対の立場のようですが、本業が赤字転落でレース活動を研究開発費として計上していたら、そこを削ることを多くの株主は求めますから、自発的に予算を決めるよりも、主催側から決めてもらった方が色々説明はしやすいのではないか?と思います。 【40代・男性】

  • 理由は新旧コンストラクターの参入チャンスが増えること、より多くの有能なドライバーにF1ドライブのチャンスを与えられるからだ。70-80年代はフェラーリなどのメーカー系とマクラーレン・ロータスなどの古豪系チームに対して、新鋭ウィリアムズやウォルターウォルフが素晴らしいコンセプトのマシンで挑戦して見事にタイトルを獲得するなど、F1最後の古きよき時代だった。R・ピーターソンなどの多くの有能な若手ドライバーは、“市販F1”のマーチDFVとあふれんばかりの夢と情熱を持った多くのプライベーターによってF1デビューチャンスを得て見事な成績を収めた。
    今のF1にそういったワクワク感があるだろうか。

    今FIAとFOTAに必要なのは、タイヤウォーマーやレース中の給油を禁止するなど段階的なレギュレーション変更を検討し、プライベーターが継続参戦可能な予算額と既存チームが実現できるまでのリードタイムを決めることである。 【40代・男性】

どちらともいえない 14.3%

  • 今年もカーズ搭載車と非搭載者があるし、過去にはターボ搭載車と非搭載車など技術の選択の自由があった。資金による技術の差をつけるというのはモータースポーツの趣旨に反していると思う。限られた資金の中でプライベーターも自分たちのアイデアとマシン開発の信念によりフェラーリなどモンスターに勝つことに溜飲を下げるので、その面白さに水を差すのはいかがかと思う。 【30代・男性】

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