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<私とラン> 秋野暢子 「初めてフルマラソンを走る人へ」 

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NumberDo編集部

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photograph byAtsushi Hashimoto

posted2011/08/04 06:00

<私とラン> 秋野暢子 「初めてフルマラソンを走る人へ」<Number Web> photograph by Atsushi Hashimoto
2年以上かけて地球を一周した寛平ちゃんのように、
長い距離を走ることに生きがいを感じる人もいる。
茂木先生のように、走りたくなったら5分でも
いいから走るという人もいる。走り方はその人次第。

今回は、Number Do第2弾「100人が語るRUN!」より、
フルマラソン完走10回を誇る女優の秋野暢子さん。
ウェブでは、雑誌未収録の部分も盛り込んだ特別版をお届けします。

 27歳くらいのときに「身体の肉の付き方が変わってきたわ」と思った日があって。真面目に走るようになったのはそこからです。

ゆっくり走るときはクッション性の高いアシックスのゲルフェザー。

 それまでもウエイトトレーニングなんかはやっていたんですよ。でも、風を感じたり、空気、お天気、自然って走らないと感じられない。今日みたいな風の強い日なんか、みんなは「うわ、風だ」って、風にあたらないようにするじゃないですか。でも走っているときは、その風がとても気持ちいいんですよ。

 海外に行くときも、シューズは必ず持っていきます。走っていると街々によって全然匂いが違うことにも気づくんです。イタリアで走ったときは、本当にトマトの匂いがしたし(笑)、お台所の音なんかも聞こえてきたり。ここはこういう町なんだな、って感じるのが、すごく楽しいですね。

大会に出るようになったきっかけは結婚10周年。

 大会に出るようになったのは35歳のとき。ホノルルマラソンが最初です。

 きっかけは結婚10周年。スイートテンダイヤとか欲しいな、と思ったんですけどね、そんなものはくれない(笑)。それで上岡さんに「結婚10周年なんやけど、何したらええと思います?」って聞いたら「ほんなら、夫婦で走りぃや」って言われて。私は「あぁ! それやってみたい」と思ったんですが、彼は全然トレーニングもしてなかったし……でも上岡さんに言われて、嫌とは言えなかったみたいですね(笑)。

 当日は彼が20km地点でつぶれてしまって、「もう無理だ」って言うから「じゃあ歩こう」って言って、後半はほとんど歩いてましたね。だからもう1回ちゃんと真面目に走ってみたいな、と思ったんです。そこから大会に出るようになって、タイムを気にしたこともあったんですけど、あるときからそれもな~という気分になってきて。とにかく楽しく走るほうがいいな、と今ではあまり時間は気にしないですね。

【次ページ】 初めてフルマラソンを走る人に勧めていること。

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