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迫力の試合運びに見た、
女子格闘技界の将来性。
~日本独自の文化になるか?~ 

text by

布施鋼治

布施鋼治Koji Fuse

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photograph bySusumu Nagao

posted2011/07/30 08:00

迫力の試合運びに見た、女子格闘技界の将来性。~日本独自の文化になるか?~<Number Web> photograph by Susumu Nagao

辻結花と石岡沙織がライト級で対戦。何度もテイクダウンを奪った辻が3-0の判定で勝利

 今年になって女子総合格闘技の勢力図は大きく様変わり。ケージ(金網)ファイトのヴァルキリーが活動を休止したため、女子の単体興行としてはジュエルスだけになってしまったのだ。7月9日、東京・新宿フェイスで行なわれたジュエルス15にはV.V Meiや高林恭子らヴァルキリー勢が多数参戦したため、団体対抗戦を軸に大いに盛り上がった。

 大会MVPは、ヴァルキリーの前フェザー級王者としてジュエルス期待の石岡沙織との対抗戦に臨んだ辻結花だろう。昨年、右肩と右ヒザを手術。1年5カ月も休養していただけに試合勘の衰えが心配されたが、1Rから目の覚めるような弾丸タックルで試合の主導権を握る。

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